購入価格 ¥完成車に純正 1993 MARIN REDWOODS
ラチェット音、無音のローラー式ラチェット。
ボールを介した感触が、微妙にマイルドだったのだと今にして思う。
20年近くも前のシマノがオリジナルに汗していたことが想像される。
1993年 MARIN クロスバイク REDWOODS
19年の間にあらゆる箇所のパーツ達の規格が近代化を遂げました。
PARALLAXというボールを使ったラチェットも空転の静かさを誇っておりました。
引退し、部屋でそのしとやかな回転音を楽しむための オブジェ?となりました。
初めてフリーハブを開けてみようと手にしたところ。
ハブの中で、ボールの転がる音?
ボール式ラチェットというのは、フリーの中で遊んでいるベアリングボールが駆動がかかるや否や噛んでトルクを伝えるものなのか?今さらながら興味深々です。
あー!
なんと。片側9個のボールベアリング。
1つ余分にハブの中に落ちていたものがコロンコロンと遊んでいたのです。
まさに19年間、遊んでいた。
かつてメーカーの組み付けのとき、ひとつポロンとハブの中に落ちた。
シールド以前のベアリングならではの事ですね。
知らずに19年まわし続けていたものです。
感慨とか、愛着とか、改めて思い巡ったわけです。
クロスバイクのなんちゃってロード化計画を楽しんで推進してきたのですが、ここで中止!
ロード化が完成しては、興味を失い乗らなくなる可能性を予感したからです。
進化の可能性を残した完成の一歩手前。
妄想を残した今が花なのだと!
すばらしきかな自転車いじり人生!
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★ 爆音ハブの愛好家も私は認めます。時代というものでしょう。
<オプション> メーカー組み立て時にポロリとおちた1つのボールベアリング
年 式→1993
カタログ重量→7Sカセット込み (実測重量 600g) 現代的にはスゲー重さ