shimano ULTEGRA FC6500
このチェンホイルを初めて使ったときの印象は、剛性が向上した、ということである。極々わずかだが、そのおかげで走行速度も上がったことだろう。
それにしてもアウター50Tが無かった。このグレードはトップアマから純然たるツーリング派まで様々なユーザが存在するが、シマノは、常時300W以上を出力できるようなパワーエリートのことしか考えていなかったようだ。52×11とか52×12など、余程のパワーの持ち主でなければ使い切れまい。 というわけで私は、昔のデュラEX時代の50Tギヤを流用した。50×13もあれば、所詮、趣味でロードに乗るだけで、時速70km程度までしか踏まない私には十分である。
53×12Tなどといった数字のギヤをラインアップするのは結構だが、アウター48Tなどもちゃんと準備するのがシマノほどのメーカーなら、最低の責務であろう。その場合のフロントチェンジの品質が不安なら、不安であるとカタログに表示すればよい。
遅きに失したコンパクトドライブも然り。50×34などと言わずに、42×34までそろえてほしいものである。そうすればデュラエース10のような美しいシルエットのロードを作ることが出来るのだが・・・
それにしても巷間のローディは皆、結構な重いトップギヤ設定にしていて、扱いにくくないのだろうか?
価格評価→★★★★☆ 評 価→★★★☆☆
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