誰も投稿していないので初投稿。
購入価格 ¥120,000(円高の恩恵)
○購入経緯
私にとって二代目のロードバイク。(一台目は事故でフレームにわずかな歪みを生じてしまった)
職場に置いてあったMTBを盗まれたのをきっかけに家人の了解を得、家人も一緒にサイクリングする約束で購入。
54㎝だがFisherはトップチューブが長め(ショップ談)のため、体にぴったりだった。
当方、五十路手前の男性。180㎝、90㎏超。スポーツ歴自転車以外全く無しのど貧脚。
30代半ばから前述のMTBや先代のロードで断続的だが往復30〜40㎞自転車通勤していた。結婚してから職場までの距離は短くなったが、帰路は、後半の約8㎞がだらだら登りという、けっこう足にこたえるコースだった。
○バイクインプレッション 外観編
・黒とグレーの、しかも光沢のほとんどないマット塗装。ごく控えめにライムグリーンがポイントカラーとして入る。
・トップチューブのヘッド側上面には幅2㎝ぐらいの平面があり、乗っている時、一番目に入りやすい位置に小さく「Gary Fisher」の白い筆記体のロゴと「ION SUPER」の文字。実際はトップチューブの下面は丸いのだが、初めてショップで見た時はトップチューブが六角断面に見えた。
・ダウンチューブは上面が黒、下面はグレーで、左右非対称の形状。上下両側に「TREK」のロゴが大きく入るが、真横からは判読しにくい。画像検索してみたが、真横から見てメーカー名の見えないバイクって非常に珍しいんじゃないかと思う。全体的にすごく地味だが、他にはない色だし、ステルス戦闘機みたいで、今はとても気に入っている。
・BBは86㎜幅。だから、ダウンチューブのBB側の接合部はかなりごつい。チェーンステイとの結合部にもごついアルミのブロックが溶接してあり、そこからこれも左右非対称(左太く右は細い)のチェーンステイが伸びる。
・前三角はアルミ、シートステイ、チェーンステイはカーボンらしいが肉眼で見ても継ぎ目は全くわからない。
・メインコンボはシマノのTiagra。ハンドルはBontragerのアナトミックハンドル。下ハンとの落差が少ないので楽だが、下ハン握ると独特の形状のため手が余ってしまう。
・Bontragerのバズキルを標準装備するが効果は不明。確かに手が楽になったような気もするが…
○バイクインプレッション 実走編
・前述のように三年ぶりのロード。しかも先代に乗ってた時と合わせてもロード歴は三ヶ月にも満たない。馴染めるのか不安だったが、杞憂だった。乗ってて無茶苦茶気持ちの良いバイク。
・今はロード初心者の家人と一緒に、MAX30㎞ほどの週末のサイクリングを楽しんでいる。ほどよいアップダウンのある、近くの公園の外周(一周5㎞)を周回するコース。
・フレームの剛性は文句なしで加速は恐ろしくよい。それと上り坂が苦にならなくなった。長いだらだら坂でも速度を維持できる。急坂でもぐいぐい前に進む感じ。巡航速度も高く、気持ちよく回してるとあっという間に家人を置き去りにしてしまって後で文句を言われる。それでいて足や腰に疲れが残らない。
・やや異形だが、きちんと設計・製造された、中クラスのカーボンバイクに匹敵する、とてもよいバイクだと思う。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★