購入価格 ¥ 定価
まず、ツールドフランスモデルは普通のCS500と機能的な差はないうえ、現在はマイナーバージョンアップと同時に価格も下げられたCS500+があるため、見た目以外にこれを買う意味はない。というか見た目のために¥10,000以上のお金を払って手に入るのはダウングレードモデルという詐欺くさい状況なので、ツールドフランスモデルははっきり言って地雷であるw 買っちゃダメw
さて、以下はノーマルのCS500としてのレビュー。
CS500の購入を検討する人は、GarminのEgde500と比較してどちらにするかを考える人が多いので、Edge500と比較して良い点と悪い点を上げていくことにする。スピード、ケイデンス、心拍といった基本的なサイクルコンピュータとしての性能は、どちらも遜色ないと考えていいと思う。どちらもワイヤレスだが混信対策はしっかりなされており、ほぼ心配ない。
なお、私は上の方が書かれているような不具合にはいっさい遭遇していない。ティーチングは最初の1回だけで済んでいるし、30分の休憩でもデータは継続できた。また、私はEdge500を所有しているわけではなく、Edge500はWebから得た情報をもとにして書いているので、そこはご了承いただきたい。
CS500が優れている点
見た目
画面表示の見やすさ
心拍計の精度が高い(らしい)
勾配計の精度が高い(Edge500よりは)
充電不要(そのかわり2〜3年に1度電池交換の必要あり、スピードおよびケイデンスセンサーの電池交換はメーカー送り、有料)
フリーズトラブルが無い
CS500が劣っている点
GPS非搭載
表示項目のカスタマイズができない
液晶バックライトがない
ワークアウト項目や条件を細かく設定できない
サイコンとしての総合力で見るならば、おそらくEdge500のほうが上ではないかと思う。表示項目のカスタマイズが効くし、GPSが搭載されているアドバンテージは大きい。ワークアウトの条件設定も多彩だ。PCでの分析もEdge500の方が上(CS500は別売りのUSBメモリーが必要なうえGPSがない)だし、USB経由でソフトのバージョンアップもできる。CS500が優れているのは、所有欲を満たしてくれる見た目のカッコよさや、走行中の見やすさに特化した画面表示、心拍計や勾配計の精度の高さにあると思う。走るために考えられたツールと言ったところか。ワークアウトも心拍ゾーントレーニングやインターバルタイマーにはきちんと対応する。充電不要なため煩わしさはないし、ブルベでの電源対策もいらない。またシンプルなゆえソフトのフリーズはないし、アップデートで文鎮化することもない。
私は心拍計をつけて、距離、速度、心拍、ケイデンスを表示させるモードでよく使っている。インターバルトレーニングをするときは速度、時間、心拍、ケイデンスのモードだ。欲を言えば、勾配計の性能が高くほぼリアルタイムで勾配表示をしてくれるので、速度、心拍、ケイデンス、勾配の表示があるとベストだった。画面表示のカスタマイズができないのが私が最も不満を感じている点だ。ナビやロギングはiPhoneで行うと、CS500に不足している点をいい具合に補ってくれる。
まとめるに、総合力で勝るEdge500、走行中の機能に特化したCS500といったところか。私はiPhoneとの併用がとても気に入っていて、Edge500や800が欲しくなるといったことは無い。そのかわりiPhoneの防水や電源対策を考えなくてはいけなくて、これがまた決定版がなくて悩ましい・・・。
価格評価→☆☆☆☆☆(ツールドフランスモデルは詐欺)
★★★☆☆(通常版は妥当か)
評 価→★★★★☆(結構気に入っている)
<オプション>
年 式→2011