購入価格 ¥2,310
携行ツール類をなるべく軽くしてみようと目論んで導入。たしかに、このインフレーターは口金部分しかないミニマルな製品なので非常に軽い。実測わずか23.5g、カタログ値の26gよりさらに軽かった。
ところがCO2ボンベの方が意外と重いという落とし穴、57.5g。合計81g
さらに、平べったいチューブにいきなりCO2を入れて膨らませたら噛み込みパンクしやすいだろうということで、スターター用にairboneも携行することに、63g。
合計144g、あれ、ROAD DRIVEより重たくなってしまった…
それはさておき、LEZYNEのいつもながらの仕上げの良さにほれぼれする製品である。加工精度が高いので、CO2ボンベをねじ込むときやプレスタバルブに口金をねじ込むときのキュッと締まる感触がいい。ボンベとバルブをねじ込んだあと、口金をボンベ方向に引くとCO2が放出される仕組みはまさにトリガー。当然だけどタイヤは一瞬にしてぱんぱんに膨らみ、何気圧はいったのかはわからないが指でタイヤを押した感覚ではその日一日快適に走り続けるに十分なだけの空気圧だった。
ただし、口金部分が金属むき出しなので凍傷には注意が必要である。ボンベの方が極低温になるのは予備知識として知っている人が多いと思うが、口金のほうをついうっかりして素手で握ってしまうと火傷することになる。私はした。
仲間とのツーリングやイベント中などパンク修理に時間をかけたくない、あるいはポンピングで余計な体力を使いたくない。CO2インフレーターのメリットは軽量化よりもそちらであった。
価格評価→★★☆☆☆(高い)
評 価→★★★★☆(凍傷に注意)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ 26g(実測重量 23.5g)