購入価格 ¥30500(ヤフオク)
「DTL」がブランド(メーカー)名で「ZZYZX」が商品名だと思いますがもしかしたら違うかもしれません。いわゆる中華カーボンリムです。
写真のような組みあがった状態のものを購入しましたが、入手してすぐにばらしてしまいましたし、リム以外には特に注目すべき点は無いのでリムカテゴリーに投稿します。
購入時の状態は、ティアグラハブに14番のステンレスプレーンスポークで組まれていました。スポーク穴はただ穴が開いているだけで、リムとニップルの間にはワッシャなどは入っておらず普通のニップルで普通に組まれていました。
リム詳細は以下のとおりです。
700Cチューブラカーボンリム、リム高51mm、リム幅20mm、ホール数36。リム単体重量は444gと447gでした。
タイヤ接着面にはチューブラタイヤの縫い目やバルブ付け根のふくらみを逃がす為と思われる溝やへこみが形成されています。
スポーク穴はタイヤ接着面に開いた穴を見ると左右に振ってあるので一応、左右の区別はあるようです。
リムに4項目の注意点を書いたステッカーが貼ってあったので内容を転載しておきます。
1.Use special brake pads for carbon rims.
2.Maximum spoke tension recommended:180kgf.
3.Replace a new rim once the braking layer is worn out.
4.Not follow the rules outlined above will automatically void the warranty.
このリムの模様、ロゴが気に入らなかったのですが「どうせただ貼ってあるだけだろうから剥がせばいいや」と思って購入しました。しかし現物を見ると、それらはペイントした上にクリアーが掛けてあるらしいということが判明しました。これは大きな誤算でした、模様もロゴも簡単に剥がして取ってしまうというわけにはいかないのです。
そのまま使っちゃおうかとも思いましたが、血痕とほとばしる白濁液みたいな赤と白のワケのわからん模様は断じて容認できなかったのでそれらを削り落とすことにしました。
まず240番の耐水ペーパーに水をつけながら模様を削り落とし、徐々に目の細かい耐水ペーパーに変えていって傷を消していき、最後にコンパウンドで磨くと近くで見るとちょっと曇っているのがわかりますが遠目には全くわからないくらいまでにはなりました。バックが黒なので傷が目立ちやすく、模様を全部消すには本当に骨が折れました。リム一本で4、5時間はかかったんではないかと思います。
このリムはディスクブレーキで使おうと思ったのでMTB用のディスクハブで組み直しました。カーボンリムでホイールを組んだのは初めてでしたがアルミに比べて組みにくいとかいうこともなく、振れ取りなども割とスムーズにいきました。
このリムで組んだホイールで走ってみましたが特に何の問題もなく使えました。使用感はアルミリム(XR-300)と比較してそんなに違いは感じませんでした(泣)。リムブレーキでは使っていないのでリムブレーキでのブレーキの効きは不明です。
価格評価→★★★☆☆(今はだいぶ値崩れして2万くらいで買えるようです(号泣))
評 価→★★★☆☆(なんとなく)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量444g、447g)