購入価格 ¥2500程度
ひとことで言うと防水の靴下。生地の間に防水フィルムが入っていて、水分を通さない。
雨対策にはGORE-TEXのシューズ(SHIMANO SH-MW80)を持っているが、夏場は暑いし、長時間走って足首から水が侵入すると、今度はいつまでたっても乾かないという欠点がある。
夏場なら、ウエアは濡れるに任せ、あとで着替えるのが一番快適である。
運動中は体温が上がっているし、走ることに集中しているのであまり気にならない。
足元も同じ。本当は予備シューズを持っていくのが一番だが、自転車旅行中などは荷物になるので現実的ではない。
そういった場合、雨の中走ったあとにこの靴下に履き替え、濡れた靴でも快適に履けるようにと考えて購入した。
手で揉むとシャリシャリしていて、中に防水フィルムが入っている様子がわかる。厚手なので、タイトめなシューズだと足が痛くなるかもしれない。
フィルムにはシワを寄せてあり、ある程度の伸縮性を確保しているらしい。確かに、冬用の厚手の靴下といった感じで、履いている間に生地が突っ張ることはなかった。
履き心地も悪くない。生地が厚手なのと、フィルムのシャリっとした音を除けば普通の靴下である。値段は下手したら10倍違うんだけど…
雨の中走りに行くことは殆ど無いので購入後しばらくは押入れに眠っていたが、夏の九州縦断キャンプツーリングのときに大活躍した。
ツーリング中、運悪く2,3日雨が続いた。普段なら、雨に打たれながら走り、温泉に浸かってリフレッシュしたあと、濡れた靴に足を入れる不快感は相当なものだ。
だが風呂上りにSealSkinzを履くと靴下の内側には水分を通さない。水を吸ってジュクジュクのシューズもなんのその。
寝る前に、靴下を履き替え、SealSkinzと靴を干しておく。レース用のSPDシューズは、翌日には水が染みない程度に乾いていた。
透湿素材らしいが、気温が高かったり運動強度が高いとやはり蒸れるのと、消耗品であることを考えると値段も高いので、一日中履くような使い方はしていない。
シクロクロスのレースでも活躍するかと思ったが、クルマで行くなら予備の靴を持って行くほうが賢いことに気づいた…
便利そうだし、実際便利だけど、意外と出番が少なかった。
価格評価→★★★☆☆ 4つ・・・とも思ったけど、靴下は消耗品だし3つ。
評 価→★★★★☆ 泊まりツーリングのときは、レインウェアと一緒に持っておくとあんしん