購入価格 ¥55000(チューブラー38ミリハイト、完組、チタンクイック、専用ブレーキシュー、予備スポーク2本、1年保証)
ライダーは60歳代、レース志向ではなく趣味と実益(肥満防止と体力維持)で多摩サイロードを中心に年8000キロを目標にしています。
購入まで:可処分金10万円を手にしたのでホイールをエンハンスしようと意気込んだ。現有は2輪(MavicKsiriSLとEquipe)。しかし10万ではたいした物が買えない。候補はシャマルウルトラ(モモリンで10万マイナス)、R-Sys(10万+で年落ち品)だがシャマル(重さ=1450G)ではKsiriSL(1580G)との差別化が脳内でできない。10万払って100Gかぁ!
Mavic大本営発表のR-Sys=1380Gは良さそうだが年落ちなので食指が動かない。
NoBrand中国製カーボン(以下NBC)の存在を知って、5-60Kで購入できると知り、やってみようといつものバルク品購入の習性がでた。
何社かが扱っているが、ヤフオク情報からネットに入り、数社検討した。社長自らライダーでNBCのインプレがあり、箱売りではなく自社チェックして、保証と部品の手当もしてくれるメカXX社(高知市)から購入した。
使用感:リムハイト、スポーク、ハブで製品種類は多い。社長(W田)さんにメール相談してハイト38ミリ、SapimCXRay、Novatecハブにした。表題をNoBrandとしたが、リムとクイックだけがNBです。他は一流品です。
300キロほどライドした。軽い、こぎ出しが良い、坂に強い、ただし回転が渋い(ベアリングの玉あたりがまだなので)、こぎ続けないと減速する(軽さの反動です)
これまでのライドではケイデンス85、28キロの巡航でした。同じギアでCD90+、30キロ+が可能になった。またある坂を上がるとき前38T後27Tの使い切りだったが、後を25(がんばれば23)で上れる。すなわちギア1枚か2枚軽くなった。
ケイデンスを95、巡航32キロで長距離を維持、これを今後の目標にできる。
またCDを100+にするとこれまでは車体が不安定になった。これはフレーム(柔らかいモノコックカーボン)のせいと思っていたが、NBCの組み合わせでは不安定さはない。カーボンリムの振動吸収が良い効果を上げたせいかも知れぬ。
他比較:上記通りでこれは「回る文鎮=Livestrongさん」ことKsiriSLとの比較です。いくつかの数字をあげると裸ホイール前後でNBCの重さ1220G,KsiriSLが1580、タイヤ付きクイックなしでNBCは2175G、SLは2555G,で380Gの軽減でした。ホイールの軽さとクリンチャーVSチューブラーの相乗効果があったのでしょう。チタンクイックをいれれば400G+の軽量化があった、投資額¥55Kでの成果です。
まだ検証できないのは耐久性ですがこれは心配していません。カーボンの材質は(おそらく)どこも同じなので。
同じ重量帯のチューブラーカーボンホイールを買うとするとRacingLight¥280K、シマノ7850で¥180K。Eastonなどは高すぎて出すまでもない。
同じ価格帯での比較ではRacing3が¥68.5K(重量1550)、Aclassが¥42k(1630G)。重量を取れば高嶺の花、価格を比べれば買う気が起きない。選ぶべくして選んだの感があります。(価格はアサヒ調べ)
雑記:著名ブランドの30万円、20万円台ホイールと比べても意味がない。きっとそれらには高価な分の価値があるはずです。レースで上位を狙う方、40キロ巡航を苦もなくやれる方にはNBCは必要ない(練習用に買うかもしれないが)
ちょいとしたエピソード。とある車通行少ないロードでぴちぴちのウエア、ピXレロ+ボXウルトラのライダーに抜かれたので、後に入った。やる気出せば抜き返せるのだが、そのきっかけを狙ったが、ピXレロ氏、脇道に入った)35-7キロでの話でした。
最後に:1990年代にはフリースの衣料高級品でした。シャツ1枚で1万円はした。色、デザインもきらびやかで多くがアメリカ製でした。ユニクロが中国製をだして(1999年以降)価格破壊が起きた。1000円でちゃんとした物(着れるという機能で)が買えるようになった。カーボンホイールもそうした物か、超高級品はちゃんと残るのか、分かりません。
写真2葉をつけます。NBなのでヌードカーボン、ユニクロのフリースみたいな感じですが、これが流行になりますかね。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→2012年
カタログ重量→1240 g(実測重量 1220g)