購入価格 ¥失念
7速SIS Wレバー。
これは前後変速機を動かすためのレバーで、W(ダブル)レバーといいます。
変速機の電動化の勢いが激しさを増す今日この頃、いまさらこんな旧品をレビューするのも本当にアレですが、ありがたく使い続けております(笑)。Wレバーを現代のロードレース競技の自転車に投入して常用する人は皆無かもしれない、そんな商品ではあります。
フリーの段数は80年代に(5)→6→7と多段化が進みましたが、このWレバーの変速相手のフリーは、7枚歯。しかし今では現行アルテの10枚歯を使用中なので、SISモードではなく、フリクションモード(無段階で変速機位置が動く)で使っています。
インナー3速から9速辺りに一気に変速するときのモゴッというかモゲッというか、ツルンという感触は、なかなかいいものです。柔らかいチェンと剛性十分なアルテRD6500の組み合わせで涼しい顔で変速してくれます。驚くほど軽く動く。スバラシイ。
一体、何年間使い続けているのか、最早よくわからなくなっているこのWレバーですが、全く劣化の気配なし。今の製品ではコスト対策で印刷になってしまったDURA-ACEの文字が、白く刻印され、ちゃんとDURA-ACEであることを主張しています。
このWレバー、いつ壊れるんだ?シマノってさりげなくすごい!結局、耐用年数がそのくらい長いってことで、シマノはそれを意識してスペアパーツを準備しているのだろうか?それだけが心配です。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★★
年 式→1986付近