Ashima Carbon Brake Pad Inserts
購入価格 ¥750程度
アシマは日本語っぽいけど日本のメーカーじゃないそうです。海外ではメジャーだとか。 さておき、随分昔に「いつかはカーボン履くぞ!」と思って買いました。 当時はTRPとアシマ、クラークスくらいしか安価に出してなかったので。
いわゆる「焦げ茶色のコルク」というシューです。 実は初期のFFWDに付属した純正シューと同じものです。(今はシューが変わっています)
性能は惨憺たるものです。まず鳴きがものすごい。ブォッォオオオ!キーッ!です。 そして熱が激しい。熱すぎます。平地で軽くブレーキしただけですさまじい匂いが発生し、 その後にリムを手で触ると火傷しそうになるほどの熱。 こんなのをカーボンクリンチャーで使ったら一瞬でお釈迦です。 そして焼けがひどくリムにへばりつく。これが厄介で、一度へばりついたらシューを替えても 焼けを誘発します。 雨天も効きません。
このシューに限らず焦げ茶色のコルク全般にそうですが、「カーボンリムはブレーキが効かない」 という古い定説を作り上げたシューではないかと思います。 メーカーもやっと気付いたのか?この類のシューは今はほとんど消滅していて、かの古い定説も 綺麗に消えています。
ちなみにFFWDで鳴きがひどいと言われた時代がありますが、恐らくこのシューのせいです。 最初期のF5R時代は販売数も少なく、当時カーボンリムを買うような意識高い系は「ペロッ… これはダメなシュー」と知ってたので誰も使わなかった。けど、F6Rあたりでなぜか爆発的に 売れてこのシューが平気で使われ始め、欠陥が露見し始めたのではないかと思っています。 おかげさまでシューが変更になり、メーカーにも良い刺激になった…かな。
とにかく要注意なシューです。 どうしても使うなら使用頻度が少ないリアに使ってください。
価格評価→★★★☆☆ 評 価→☆☆☆☆☆
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