購入価格: ¥1,769(税込)
標準価格: ¥1,769(税込)
『ボトルケージの位置を下げるために購入したが、下がりすぎてボトルの底がダウンチューブに干渉してしまう』
■ ボトルケージの位置を下にずらすために購入したが…
SHIMANO Di2 ボトルケージマウントアダプター SM-BA01は、シートチューブに取り付けるボトールケージがバッテリーに干渉する場合に、ボトルケージの位置を”上方向”にセットするために使用する。元の取り付け位置よりも、最小で32mm、最大で50mmの範囲でボトルケージを上に動かすことが可能だ。TNIも同様のアダプターをリリースしているようだ。
私はSM-BA01をシートチューブのボトルケージの位置を下げるために購入した。私のクロスバイクはトップチューブのスローピングがきつめにできており、CAMELBAK PODIUM CHILLを挿すと飲み口がトップチューブに干渉してしまう。ボトルケージの位置をずらすためのアダプターは他にもあるが、SM-BA01は樹脂製のカバーのおかげで取り付けがスッキリして見えるので選んだ。
SHIMANO Di2 ボトルケージマウントアダプター SM-BA01
取り付けには3mmのアーレンキーを使用。長い方のボルトでシートチューブにアダプターを固定した後に、短い方のボルトでボトルケージを取り付ける。アダプターがフロントディレイラーの取り付け台座に干渉する場合はスペーサーを使用するが、私のクロスバイクでは使う必要はなかった。
取り付け後の見た目は私の想像どおり。樹脂製のカバーのおかげで、スッキリした見た目を保ちながらボトルケージを下にずらせる。だが、実際にボトルを挿してみると、ボトルがダウンチューブに干渉してしまい、ボトルケージの奥まで挿すことができない。これでは走行中にボトルの底がダウンチューブの塗装を傷つけてしまいかねないので、私は泣く泣く使用を断念した。
SM-BA01でボトルケージの位置を下げる場合は、32〜50mmの範囲で下げることができるが、シートチューブに対して垂直な方向に、アダプターの8.5mmの厚みのぶんだけ前方にずれることも考慮しなければならない。スペーサーが必要な場合は、5mmの厚みのぶんだけさらに前方にずれる。
ボトルケージの位置をSM-BA01でずらした(左) ※数字は移動できる大きさ
ボトルの底がダウンチューブに干渉
SM-BA01をボトルケージの位置を下げるために使うと、シートチューブのボトルケージの台座の位置によっては、ボトルがダウンチューブに干渉したり、ボトル同士が干渉したりする可能性がある。私のような失敗をしないためには、SM-BA01によってボトルケージの位置がどの程度ずれるのか事前に検討することが重要だ。
価格評価→★★☆☆☆ (DURA-ACEだけあって高価)
評 価→★★★☆☆ (ボトルケージの位置を下げたいなら事前の検討が重要)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー