購入価格 失念(¥90000円ほどだったかと…)
比較対象は、親から借用して乗っていた同じくアンカーのRA5。
もともとは高校に上がる際に、GIOSのLEGGEROを買おうと思っていたのですが、行ったショップの店長さんにRCS6の良さを語られて、こっちのほうがいいかなぁと思い、こっちの方がフレームセットの値段も安かったので、RCS6の購入を決意。
その店長さんは、RCS6は下ワン1-1/4インチ、1-1/8インチのテーパードヘッドなので、フロント側の剛性が高いと言っていました。
乗ってみると確かにRA5よりもフロントがしっかりとしていて、下りのコーナリングでは装着しているVIBE7Sのハンドル・ステムと相まって高い安定感を発揮してくれます。
また、ストレートフォークを装着しているのでダンシングをしたときなどのシャープ感も高いです。
カーボンバックは大きな衝撃を受けたときはだいぶ衝撃をいなしてくれますが、細かい振動はそんなに拾ってくれない印象があります。でも長距離を乗った時にはだいぶ変わりますね。
モノステーなので、バック側の剛性、ブレーキ性能などを気にしていましたが、意外としっかりとします。
シャキっとした反応性はないですが、しなりを生かして前へ進んでいくようなな感じがあります。
で、このフレームの持つ弱点は…やっぱり重さかなと思います。
他社のアルミフレームが1200g以下とカーボンフレームと遜色のない重量であるのに関わらず、RCS6はカタログ値で1570gもあるので、残念ながら重量が軽い完成車は組めません。
けれど、走り自体はそんなに重くはなく、「持つと重いが、走ると軽い」というような印象を受けます。
なお、安全マージンは高く、結構頑丈です。自分が下り50km/hオーバーで落車しても無傷だったので、壊れにくいフレームが欲しい人にはいいかもですw。
コストパフォーマンスは結構高いと思うので、重さを気にしない人ならば安く、なおかつレースでも十分通用する1台を組めると思います。
レースからロングライドまで、オールマイティーに使えるフレームだと思います。
価格評価→★★★★☆(もう少し安いのがあるとはいえ信頼性が高いので)
評 価→★★★★☆(十分レースでも使える、重さで-1)
<オプション>
年 式→2011
カタログ重量→1570g(実測重量8.2Kg(完成車))