SHIMANO ST-4600 Tiagra
購入価格 完成車付属(2013 GIOS PANTO)
現状シマノ10速コンポーネントの中で選べるSTIの一つです。もう一つは5700系105 今回購入したGIOS PANTOに標準装備されていたものです。
ST-6700(5700)との比較も踏まえながらレビューしてみます。
①外観 ST-6700とST-4600での大きな違いはシフトケーブルが内蔵されてるかどうかと グリップ周辺の膨らみ方の違いが判りやすい部分です。 ST-4600の方が触覚ぽく見えてかっこ悪いという人もいればこの方が好きという方も。 ケーブル内蔵のほうがスマートに見えるのは見えるんですがレバーは野暮ったいかな。 レビュアーはカッコよさはそこまで気にしていませんw
②装着及び整備とか 装着に関していえばSTIレバー装着まではどれも変わりませんが、この先で大きく変わります。 ワイヤーの配策作業の点ではST-4600の方が自由度が高く作業が楽なのはうれしいかも
特にEASTONのEC90SLX3、EC90SL3のハンドルに装着するとST-6700の場合 ワイヤー処理に頭使います。ワイヤー内蔵可能なハンドルならそこまででもないのですが 特にハンドルのカーブ部分の握りがST-6700とST-4600では大きく変わります。
整備性に関してはST-4600の圧勝としか言えません。カバーを外さなくてもワイヤー交換可能 シフターケーブルの不意な破断にもアクセスが楽なので復旧も速い点。 ST-6700などの内蔵タイプだとワイヤー破断時にアウター外す必要が出た場合には バーテープも交換という余計な出費も出たりします。
③握りや使用してみて STIの握りに関してはST-4600>ST-6700やST-5700 特にSTI握った状態でのブレーキ操作となるととてもじゃないですがST-4600に慣れると 67や57では握りにくいかも。慣れたらどうってことはないかもなんですが (手の大きさが小さいのもあるんですが・・・・67と57ではレバー張り出しの違いで67のが握りやすいです)
FD操作に関してはST-6700はよっこいしょ操作ですがST-4600は上げ下げは軽いので 力のない人にも安心してフロント変速できる点は良いと思います。
オプティカルディスプレイは賛否両論でしょうけど、あった方が慣れてない方には有りがたい点。 アレあってこそのTiagraだと思いますけどどうでしょう?
④総合でみると。 10速STIで買うとしたらどれが良いですか?と聞かれたら間違いなくST-4600です。 ST-5700と価格差がないから5700って言う考えになりがちだとは思いますが レバーの握りやすさ、ワイヤー交換などの整備性、シフト操作等どうやっても4600の方が 扱いやすいので、どうやってもこちらを薦めます。 FDやRD、カセットは105やアルテにしても良いわけですし。
10速化したりする際に交換するSTIにでもいかがですか?
評 価→★★★★★(ST-5700/6700比。) <オプション> 年 式→2013
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