|
GPZ900R 2012-7-28 10:01
|
|
SHIMANO ST-4600 Tiagra
購入価格 135EURO
時代はとっくにシフトケーブルハンドル内蔵が主流。 しつこく触覚ありの6600や5600のコンポばかり使っていた自分だが 一台組み足した際に遂に5700で組んでみた。 流石に触覚無しはスッキリして良いねと最初は悦に入る。 しかし何か感じる違和感。5600,6600と比べて何かとタッチが悪い。 シフトやブレーキの微妙に増えたフリクションが気になる。 ワイヤーの取り回しによって微妙に増えたハンドルの重さが気になる。 取り回しを見直し丁寧に組み直せば改善はするが、5600で組んだ車体に 乗り換えると愕然とする差を感じ、慣れれば大丈夫と思ったが日に日に違和感 増すばかり。そしてどうにも太く角張ったブラケットに馴染めない。 5600を入手して組み直すかと思ったが…すでに市場価格は一時期の投げ売り 過ぎて逆に高騰してるし、ブレーキも旧型探さないと…でコストが嵩む。 そこで購入してみたのがこのST-4600。
不満は一気に解消。どうあがいたってシフトタッチはワイヤーむき出しの こっちが上。調整も楽。ブレーキも軽く、好みだがこの細いブラケットは 握りやすい。
安っぽいインジケーターやらTiagraロゴは全く気に入らないが、 シマノの現行ラインナップでの隠れた実力派STI。コスパも最高。
価格評価→★★★★★ 評 価→★★★★☆(オプティカルギアディスプレイが致命的にダサい…)
|
|
mk2streem 2013-9-30 9:50
|
|
SHIMANO ST-4600 Tiagra
購入価格 ¥10800(中古品)
多段式ギアを持っていながらいつまでもシングルスピード用ブレーキレバーとフリクションWレバー動かしてるのも見栄え悪いしストレス溜まってきたので、近くの中古屋で見かけて思い切って購入。ほとんど勢いでした。 交換前はレビューにもある通りBL-R600を使っていたのでそちらと比較。
・見た目 ここがこのSTIで一番意見が割れるところ。別にこれ付いてたら遅くなるわけではないし、いちいちスプロケ見て何速か確認する手間も省けるので僕は良いと思います。さらに言えば、STI単体で見れば形状的に尖ってるデザインなので、空気抵抗は5700より少ない気がします。でもワイヤー剥き出しの分でプラマイ0か…?
・取り付け ブレーキレバーをまっすぐにしたかったのでそう取り付けたら、ブラケットポジションが結構下になってしまいましたw以後これを考慮してお読み下さい。 ブレーキレバーを左右同じ高さに揃えるのが苦手なんですが、ワイヤーが飛び出す部分のおかげで簡単に高さを揃えられます。意外と便利なポイント!ブレーキレバーそのものがハの字なので、少し内側向くように取り付ければ握りやすくなります。
・使ってみて 100キロほどしか使っていませんが…。 まず前のと比べて驚いたのは、ブレーキレバーの最初の引きが結構大きいこと。R600のような終始自分の力に合わせて動くのではなく、初動はこのくらい、て決められているかのような感覚でした。なのでR600と同じ感覚でブレーキすると、結構危ないです。これがシマノ推奨の組み合わせによるストッピングパワーだとすると、R600のときは制動力低かったということになりますが…。 前置きはこのくらいにして、普通に効きます。上の方が仰る通り、5700の試乗車と比べるとリアブレーキの軽さが際立ちます。他にも何台か乗らせて貰いましたが、どれも各部分に違和感を覚えました。ただ1つ言うなら、5700STIも4600STIもヘッドの握りやすさは変わりませんでした。 ブレーキはフロント105リアTIAGRAという変則的な使い方ですが、下ハンで下り坂50キロからのフルブレーキングでも制動力足りないことはなかったです。ただ上ハンだと、引きが浅くて少し制動力に難ありってところですが、これはキャリパーブレーキ側で調整すればいいので特に気には留めてません。
続いて握りやすさ。 まあ上で書いた通り、ヘッドの握りやすさは5700と比べても変わりません。ただR600と比べると、握る部分が太くなったので力を掛けやすくなっています。
以上がBL-R600と5700STIとのブレーキによる比較。 次はフリクションWレバーとのシフトの比較です。
インデックス式はかれこれ3ヶ月ぶりで、久しぶりの操作に心躍りましたw まずフロント。 Wレバーのときは、インナー→アウター時は必ずチェーンと擦れてジャラジャラ鳴ってからのシフトアップとなりましたが、STIに変えてからは音も無く、カチャン…これで終わり。感動ものです!さらに良い思うのは、レバーを少し倒してのトリム操作。同じことをWレバーでもやっていましたが、こんなに楽にトリム操作できるようになるとは思いもしませんでした。非常に便利な機構です。またWレバーは、シフトワイヤーが小さいRを何個も通ってディレイラーへ辿り着いていたので、結構渋い変速でしたがやはり大きく取り回す4600STI、素晴らしいくらいの引きの軽さ!もう病みつきです。
そしてリア…は、事情あってまだ試せていません。時が来たら追記します。
総じて良いSTIレバーです。105が触覚無くなったし上位モデルと見た目同じになったからそれを理由に5700にしたってのを見ますが、4600の方が利点は多いです。コストパフォーマンスはこちらの方が上、11速化されぬことを願っています…。庶民の味方、TIAGRA万歳!!
価格評価→★★★★★(中古品てのもあるけど、新たにワイヤー類買い足しても13000円で収まった) 評 価→★★★★☆(リア変速を見てから最終評価します) <オプション> 年 式→2012 カタログ重量→500gくらい(実測重量492g…でも実走行で重さは感じません)
|
|
signal-f765 2014-2-8 22:52
|
|
SHIMANO ST-4600 Tiagra
購入価格 完成車付属(2013 GIOS PANTO)
現状シマノ10速コンポーネントの中で選べるSTIの一つです。もう一つは5700系105 今回購入したGIOS PANTOに標準装備されていたものです。
ST-6700(5700)との比較も踏まえながらレビューしてみます。
①外観 ST-6700とST-4600での大きな違いはシフトケーブルが内蔵されてるかどうかと グリップ周辺の膨らみ方の違いが判りやすい部分です。 ST-4600の方が触覚ぽく見えてかっこ悪いという人もいればこの方が好きという方も。 ケーブル内蔵のほうがスマートに見えるのは見えるんですがレバーは野暮ったいかな。 レビュアーはカッコよさはそこまで気にしていませんw
②装着及び整備とか 装着に関していえばSTIレバー装着まではどれも変わりませんが、この先で大きく変わります。 ワイヤーの配策作業の点ではST-4600の方が自由度が高く作業が楽なのはうれしいかも
特にEASTONのEC90SLX3、EC90SL3のハンドルに装着するとST-6700の場合 ワイヤー処理に頭使います。ワイヤー内蔵可能なハンドルならそこまででもないのですが 特にハンドルのカーブ部分の握りがST-6700とST-4600では大きく変わります。
整備性に関してはST-4600の圧勝としか言えません。カバーを外さなくてもワイヤー交換可能 シフターケーブルの不意な破断にもアクセスが楽なので復旧も速い点。 ST-6700などの内蔵タイプだとワイヤー破断時にアウター外す必要が出た場合には バーテープも交換という余計な出費も出たりします。
③握りや使用してみて STIの握りに関してはST-4600>ST-6700やST-5700 特にSTI握った状態でのブレーキ操作となるととてもじゃないですがST-4600に慣れると 67や57では握りにくいかも。慣れたらどうってことはないかもなんですが (手の大きさが小さいのもあるんですが・・・・67と57ではレバー張り出しの違いで67のが握りやすいです)
FD操作に関してはST-6700はよっこいしょ操作ですがST-4600は上げ下げは軽いので 力のない人にも安心してフロント変速できる点は良いと思います。
オプティカルディスプレイは賛否両論でしょうけど、あった方が慣れてない方には有りがたい点。 アレあってこそのTiagraだと思いますけどどうでしょう?
④総合でみると。 10速STIで買うとしたらどれが良いですか?と聞かれたら間違いなくST-4600です。 ST-5700と価格差がないから5700って言う考えになりがちだとは思いますが レバーの握りやすさ、ワイヤー交換などの整備性、シフト操作等どうやっても4600の方が 扱いやすいので、どうやってもこちらを薦めます。 FDやRD、カセットは105やアルテにしても良いわけですし。
10速化したりする際に交換するSTIにでもいかがですか?
評 価→★★★★★(ST-5700/6700比。) <オプション> 年 式→2013
|