購入価格 ¥890
舟つきブレーキシューでシマノ用です。
今のブレーキは舟固定部が球面ジョイント風で、球面ワッシャが入りトーイン調整が可能ですが、TIOGAのこの製品も同様です。
で、これを2世代前の65アルテ(トーイン調整機構無し)のブレーキに取り付けようとしましたが、スモールアーチのブレーキで、なおかつシューをギリギリまで上にあげて取り付けてピッタリという、驚異的スレスレ(下の画像をご覧ください)のフレームを使っているため、ワッシャを挟むとアーチがかなり広がってしまい、無理がありました。
65アルテとTIOGAシュー
というわけで、ワッシャを撤去して、取り付けを敢行。舟の球面部がどうなるのか?と思いましたが、何と意外にも問題なし。しかもトーインもそれなりに設定できてしまった(本当に大丈夫なのかちょっと心配デスネ!)。ただし、球面ワッシャを撤去した分、ボルトの長さが少々余り気味になるので、65アルテで使っていた薄いワッシャを追加しました。
ところでTIOGAのシューはシマノ純正よりも微妙にごく僅かだけ長いのですが、気がつかない程度。シマノシューもTIOGA舟に問題なく装着できます。
使用感ですが、交換した次の日、通勤で走ったときに、交換したことを忘れて走っていた位で、しばらくして、「あ、そういえば交換したんだ」という感じ。自分が鈍感なだけかもしれませんが、それまでとほぼ同様の使用感、というわけで問題なく普通に使うことができました。
65アルテといえばテカテカのブレーキ本体に、どんよりした梨地の舟ということで、自分のロードでは13年越しのモヤモヤ感があったのですが、お値段も手頃のTIOGAシューのお陰でスッキリ!65アルテのブレーキは末永く使い続けるつもりです。
なお、ラージサイズブレーキでアルテグラ・グレードの旧品BR-R600というのがあります。これもトーイン調整機構なしですが、こちらにはTIOGA舟をトーイン調整機構付きでキレイに取り付けることができました。
BR-R600とTIOGAシュー
ラージサイズであり、かつマドガード装着のため舟をかなり下にセットするからでしょう。こちらも10年越しのモヤモヤがスッキリ!(現行ラージサイズ品BR-R650はトーイン調整機構付きです)
価格評価→★★★★★
評 価→★★★☆☆