CAMELBAK hydro bak
購入価格 ¥3,400-
モンベルのアウトレットで半額だったのを機に購入しました。 初ハイドレーションシステムでしたので、実際に使用してみてあれこれ判ったことを記述します。
・「ビニール臭くならない?」 私個人は水オンリー派ですが……1~2回目の使用は水にビニール臭が付いてしまい、正直ウンザリしました。 が、使用後に重曹で洗浄した甲斐があったのか、3回目あたりからほぼ臭いは無くなりました。 なお、吸い口はシリコン製ですので、最初からほぼ無味無臭です。
・「背中が蒸れない?」 個人的にアンチリュック派だったので、そこが一番のネックだったのですが…… 真夏に使用してみたら意外と蒸れずに快適でした。 当商品がウォーターバッグ専用で、背中に接する面積が小さいから? かも知れません。 とはいえ、全く蒸れないワケではないので、その辺は「(覚悟があったから)思ったほどでは」かもw
・「使用後の手入れが面倒じゃない?」 ビニール同士がくっついてしまい、洗浄後に中身が乾きにくい、と不評のウォーターバッグですが…… 先人の知恵にすがり「洗浄後、乾かさずにそのまま冷凍庫へ入れて保管」と言う手段をとりました。 と、この手法ならスポーツドリンク等の使用でも、カビたりせずに済むと思われます。 (さすがに、長期使用しない時は乾燥させますが、頻度が少ないだけでもだいぶ助かりますよね)
・「背中でジャボジャボうるさくない?」 当製品は容量1500ccのウォーターバッグが使用されていますが、 ウォーターバッグの中から空気をしっかり抜いておけば、水音はいっさいしません。 また、多少ダンシングしたくらいでは水も暴れず、違和感などは感じませんでした。 もっとも、さらに大容量のウォーターバッグでは判りませんが……
・「背中の熱で水が温くならない?」 常温の水を使用した場合、ケージに入れた750ccのボトル(ボディウムチル)に比べ、 温まり方はだいぶ遅く感じました。 バッグ自体が断熱素材となっている事、水の量自体が多い事などが原因と思われますが…… むしろ露出しているチューブの部分の水は暖まり方がハンパなく、5分でお湯に近くなりますw (とはいえ、温いのは一吸い目だけで、二吸い目からは冷たい水が出てくるので、さほど気になりません)
真夏時には水をウォーターバッグに1500cc注入した状態で冷凍保存。 30度超えの真夏日でも、中の氷は3時間強持ちました。 その際、結露してバッグの下部に少々水が浸み出て来ましたが、不快になる程では無い感じです。 また、開口部が9センチと大きめなので、コンビニ等のロックアイスをそのまま投入することも出来ます。 なお、補充は中のウォーターバッグを取り出す事なく行えますので、出先でも容易に行えました。
・「実際の使い勝手は?」 個人的にはかなり「アリ」です。なんといっても「飲むのも戻すのも楽」、これに尽きます。 吸い口は肘と胴の間あたりにプラプラしていますので、それを片手で摘んで口元へイン。 吸い口を歯で軽く噛みながらチュッと吸います、さほど強く吸わずとも水が出てきます。 で、もういいやと思ったら、口を開けるだけ。勝手に肘のあたりにピョンと戻ってくれます。 飲み終わったボトルを手探りでケージに戻すあの手間……アレが無くなっただけで、だいぶ救われた気がしますw
リュックとしては……本当におまけ程度の容量しかありません。 スマホを入れたらそれで終わりだと思ってくださいw 救いは、バッグ自体のサイズが小さいせいか、ジャージの背中ポケットが干渉せずに使用出来る事でしょうか?
ハイドレーションシステム、個人的にはかなり気に入りました。 春からの使用ですが、冬期も使っていこうかと思います。 また、普段からリュック派の方は、ウォーターバッグのみを購入し、 現在ご使用のリュックに追加する方法をオススメします。
価格評価→★★★★★(半額だったので) 評 価→★★★★☆(自転車でもアリかと) <オプション> 年 式→2012年 カタログ重量→ 160g
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