購入価格 ¥30,000弱
私は以前から「速度や心拍数よりも風速や温度湿度などを記録したい」
という思いがあった。
私は毎日同じ時間に同じコースを走る(通勤)ので、環境データの収集は
なかなか面白いだろうと思っていた。
そしてついに我慢できなくなったとき、この計測器がやってきた。
Kestrelは発注したというより発注されたと考えるべきだろう。
センサーは温度・湿度・気圧・電子コンパスを搭載。
防塵防水はIP67(水中で常用する設計ではないが水中でも問題ない)であり、つまり雨でも全く問題ない。
計測項目が大変多く、例えばウィンドチル(顔の体感温度)や熱指数などもある。
自転車乗りに不要だが露点や密度高度なども計測できる。
横風や向かい風、追い風も計算で自動算出してくれる。
さらにこれらの項目すべてをそれぞれ2000ポイント記録できる。
間隔は2秒から12時間まで。
バッテリーは単4である。ちなみにエネループもちゃんと使える。
特筆すべきはそのデータをPCに転送できることである。
防水性を維持するためか専用の光学インターフェースで非接触転送する。
で、早速通勤データをグラフ化してみた。項目は経過時間、風速、高度である。
往路(追い風、下り)
復路(向かい風、上り)
なんとまあ面白い。
走行中にリアルタイムの風速を見ていて気づいた、
「ほぼ平地では風速6m/mが自分のリミット」がまさにデータ化された。
ちなみに自転車に装着するとこんな感じ。
もはや走るウェザーステーションである。
ちなみに、あまりにもデータが膨大なので本職の技術を作ってデータベース&レポーティングアプリを作成中。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★★