Mavic Ksyrium K10
購入価格 ¥73,000
某海外通販サイトで購入 購入比較対象はRacingZERO 2wayfit 決め手は価格と色合い。自分が乗っているバイクは黄色メインなので、Zeroの真っ赤なホイールがどうしても許せなかった。 そしてイクシオンタイヤ2本+ブチルチューブがついてこの価格というのは カーボンディープを同時購入する予定だった自分にとっては魅力的でした。
Mavicのホイールはコレが初めてという訳ではなく、Ksyrium SL('08)に続く2本目。 手組みを入れると4本目。 Mavicといえばカタログスペック/実測重量の誤差が大きい事で有名ですが フロント-2g/リア+2gの前後合わせるとカタログスペック通りの実測重量。 08モデルのKsyrium SLなんてペアでカタログ重量+90gあったのが信じられない精度だ。 もちろん個体差があると思うので何ともいえない所はありますが、今まで買ったMavic製品の中では一番の精度となっています。
実際走って見た感想。 巡航性能に関してはK10の方が若干高い気がします。 低速からのリニアな加速感は得意なようす。 ただ、40km/h~からの瞬発的な加速、登坂性能に関しては若干K10が劣る気がします。 ブレーキ性能に関しては流石のMavic。カンパ系も効きがかなり良くなりましたが、まだまだMavicに分があります。(使用ブレーキはBR7900)
今回K10で特筆すべきは振動吸収性の良さ。 RacingZEROの様なガッチガチの板を回す様なホイールではなく、タイヤ・リム・スポークの相乗効果で嫌な振動を打ち消し、尚且つ必要な剛性を確保しているんだと思います。 恐らくこれに関してはMavicタイヤホイールシステムが功を奏しているんだと思います。 Pro3並みの転がり抵抗の無さと独特のモチモチ感、そして圧倒的なグリップの良さ。 若干、重量が重いのが気になる所ですが、耐パンクベルトが入っている事を考えれば十分に許容範囲なのではないかと思います。 敢えて欠点を言うのであればチブルチューブが重いということ。 実測で95~97g程度あったので、同じブチルならR-AIR、出来ればラテックスチューブに入れて変えた方がいいかもしれません。
この振動吸収性の良さがただ単にタイヤの出来のおかげなのか、それともKysriumK10にマッチしているからこその乗り味なのか、現時点では詳細不明。手持ちのホイールなどに付属タイヤをつけてみてタイヤの出来具合を試してみたいと思います。
実測重量:F:636g R:684 (カタログ重量: F638g R:832) 価格評価→★★★★★(タイヤ付でないなら星4つ) 評 価→★★★★☆(ハブの性能を上げてくれたら星5つ)
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