購入価格 ￥4750
カンガルーの絵柄が気になったものの、必要か？と３ヶ月ほど自問して
とうとう購入。
製品コンセプトはカンガルーの袋のような、収納バッグが増設できるという
ものでしょう。
有袋類ならウォンバットの方がマニアックでいいと思うんだが。
タスマニアタイガーもいいな。
タスマニアタイガーバッグ、省略して「ＴＴバッグ」。すげー速そうだぞ。
まず、容量ですが、あんまり入りません。
サドルバッグぐらいだと思って下さい。
いっぱい詰めようと思えば入るのですが、身体に触れるので、
ゴツゴツした物を入れると、快適性が失われます。
貴重品や、ジャージの背面ポケットに入れて落とすと不安なものを
入れるようにしています。
私が入れるものは財布・携帯電話・家のカギに落ち着いています。
こいつには、重大な欠点があります。
それは、直径が大きすぎること。
ちょっと前傾すると、太ももにバッグがコツコツと当たります。
バッグが軽ければよいのですが、重めの物を入れると、不愉快なこと
この上ありません。
じゃあ、ストラップ（という名前でよいのか？）を短くすればいいや
と思ったら、既に一番短い状態・・・
「おいおい、お前はいったい何様のつもりじゃい！」とバッグに
文句と言ってみても、バッグはそしらぬ顔で、太ももに当たり続けます。
こりゃ、アップライトでポタリングする人向けのバッグですね。
のんびりライドがメインなので、いかにもレーサーっぽいジャージは
着たくないけど、ちょっとした収納が欲しい。でも、リュックは背中が
汗で蒸れるからキライ。
ついでに、ちょっとオシャレなのが欲しい。
という人には、ピッタリな商品だと思います。
悩んで買ったので、我慢して２回までは使ったものの、
こんな不愉快なもん使えるかい！
としばらく放置していたんですが、ちょっとしたことで、問題点を
改善できました。
その方法は、Ｗクリップでストラップをまとめる。
うーん、なんと単純な。
私はストラップ部分を３分の1にしています。
<短くした状態>
<元のストラップ>
<Ｗクリップで短くしたストラップ>
最初は、手芸用品店かアウトドアショップで、ストラップの長さを
調整できるプラパーツを買ってきて、自分の好きな長さに合わせる
ようかと考えていました。
しかし、ちょっと長さを変えるだけなら、Ｗクリップでいいんじゃ
ないの？と思って試してみたら、本当にＷクリップで十分でした。
短くすると、装着するのがちょっと大変ですが、そんなものは
バッグが太ももにコツコツとぶつかるのに比べると些細な問題です。
肩にかける時は、左肩にかけるのをお勧めします。
というのは、右肩にかけると、右後方を振り向くときに、首に
ストラップが食い込んで痛いからです。
とくにストラップをＷクリップでまとめていると、ほどよく
食い込みます。
これを買うべきかどうかというと、別になくてもいいんじゃないの
というのが感想です。
サドルバッグ・ツール缶・ジャージの背面ポケット、これだけ
あればそれなりの収納力はあります。
そこに、この微妙な収納能力のバッグを加えてもな～。。。というのが
使った感じです。
先に述べた、アップライトでポタリングする人や、ウエストポーチを
使っているけど、長時間走ると背中かお腹に負担がかかるので、
もうちょっと楽なのが欲しい人にはよいと思います。
夏のクソ暑い時期に使っていないので、たっぷり汗をかいたときに
バッグの中がどうなるかは、気が向けば検証・報告します。
中が汗まみれにならないのであれば、こいつの評価を上げてもよいと
思っています。
価格評価→★★☆☆☆(定価4000円ぐらいにならんもんか)
評 価→★★★☆☆(無くてもよいが、普通に使える）
