購入価格 ¥1480×2本@ヤマダ電機
自転車前照灯としてGENTOSのパトリオ9を使用していたが、広範囲を照らしてくれるものの、
スポット部分ですら路面をぼんやりと認識できる程度でしかなく、市街地での使用でもやや不安に感じていた。
とにかく安く!明るい!ライトが欲しかったので、ヤマダ電機でこのライトを購入。
いわゆるホムセンライトとしては珍しく、
・3WスーパーLED採用
・照度の低下を抑止するDC-DCコンバーター搭載
・防雨仕様
となかなかのスペック。尚、搭載LEDはCREE版とLuxeon版が存在し、CREE版の方が明るいらしい。
パッケージは全く同一なので、購入時にLEDの形で判断するしかない。
大きさは直径34×高さ162mmと、21×147mmのパトリオ9と比べるとかなりごつい。重量は約147gもありずっしりと重たい。
2AAでランタイムはアルカリ電池で1.5時間。エネループだと2時間前後らしい。
点灯モードはテールスイッチによるオンオフのみ。スイッチはかなり硬めだが、走行中でも片手での操作はできるので問題はない。
自転車への取り付けは、定番ユニコのバイクライトホルダーでは、ハンドルバー上部につけると重さで光軸がブレまくって使用に耐えない。
ハンドル下に吊り下げる形にすればおkだが、今回はハンドル上部につけたかったので、OHMの自転車固定パーツ(M) \498を購入。
手回しネジ式でベルクロほど気軽に運用できないが、ブレもなくしっかり固定できた。
スポット部分は路面状況を十分視認できるほど明るい。メーカーの公称ルーメン値は公開されていないものの、
パトリオ9の80ルーメンを信じるならば、百数十ルーメンあるのは間違いない。
周辺光もそれなりにあるものの、スポット部分との輝度差は大きく、かつスポット範囲は小さめなのでピンポイントで照らすには少々苦労する。
なのでこのライトは一本1480円というコスパをフル活用して、二本差しで使うのが最もオイシい使い方だと言える。
市街地など十分な照明がある場所では一本で、薄暗い路地や街灯のない場所ではそれぞれ遠距離・近距離に振り分けて高速走行するもよし、
両方近距離に向けて、スポット範囲を倍にしてより安全に走行するもよし。
二本同時に点灯させると、周辺光の部分も相当実用的な明るさになり、街灯のない道を走ってもほとんど不安は感じない。
以下、カメラ設定は全て、2秒 F2.7 ISO400 太陽光
テスト1 約5m先のフェンスに向けて照射
テスト2 約5m先の路面に向けて照射
ちなみに1480円で売っているのは一部の店舗のみで、他では通常三~四千円程度の価格で売られている。
1480円のコスパあってこそのこのライトなので、普通に三千円出すならOHM CL-30SBでも買った方がいいと思われる。
価格評価→★★★★★(1500円以下なら買い、二本買え。それ以上なら…)
評 価→★★★★☆(無駄にデカい。無駄に重い)