購入価格 ¥1000
FrogStar氏のレビューを見て、Speedplay Zeroごと購入。
Speedplayは調整の自由度が高く使ってみたかったが、
クリートが金属むき出しで歩きにくい欠点がどうしても気になって、購入に踏み切れていなかった。
ペダルの使い勝手はZEROのレビューで書くとして、クリートカバーである。
加工に当たっては溶断を用いた。カッターナイフの刃をガスバーナーで赤熱させ、冷えるまでにカバーを溶かして切る。
これを何度も何度も繰り返してクリートカバーに穴をあけた。
加工に当たっては、金属製カッターナイフを使うこと。刃は焼きが戻って使い物にならなくなるため、いらないものを使うこと。
何より、火傷や引火の注意と、有毒ガスが発生するため十分な換気をされたし。
滞り無く加工はできたのだが、ここで問題発生。試しにクリートにかぶせ、ペダルにステップインしたところ
ペダルシャフトとカバーが干渉してこすれる。
これは多かれ少なかれ抵抗になるし、ペダル表面処理が剥がれて錆びる可能性もある(一番安いクロモリシャフトだし…)
そこで、思い切ってここを切り落とした。
このままでは保持力が足らず脱落してしまうので、2mmの細引きを用いてブリッジを新設。
穴をあけ、細引きを適当なテンションに張って結んである。
これで完成。カバーも細引きもペダルシャフトに干渉しないし、自然に外れる気配もない。
コンビニの床だろうが階段だろうが、不安なく歩ける。
クリートカバーのグリップは低く、滑ることには滑るが、以前使っていたLookグリップクリートよりも断然歩きやすい。
クリートが磨耗しにくいのもメリットである。レースの時もつけっぱなしにしたい。
ただ、歩きやすいとはいっても、クリートの高さ+クリートカバーの厚みで高下駄状態である。
跳んだり全力で走ったり、MTB用SPDシューズのような使い勝手を求めてはいけない。
価格評価→★★★☆☆ カバーとしては高い
評 価→★★★★★ 素晴らしい。私ではなくFrogStar氏が。