購入価格 ¥33万円(当時)
現行のGIOSの事実上のトップモデルとなる。
イタリアンメイドのGIOSブランドが消えたことには一抹の寂しさを覚えるがその話はまた別の機会に。
コイツは買ってから4~5年になるか?
78時代だったけどDURA-ACEフルセットで完成車33万という抜群のコスパ。
現在では79になって値段が上がり38万になってる。
が、仕切値が低いのか通販等では安売りされてる。
自分が買った頃はアメクラのハブにAlexの軽量リムという怪しい軽量ホイールが標準装備されてたが
現在はRacing7であるから普段履きには使いやすくなったと思われる。
乗り味はアルミ+カーボンバックの典型と言える。
重量的に軽いだけでなく、乗って軽く、シャキシャキ進むが堅すぎることは無い。
これは私自身、以前ガッチガチのアルミフレーム乗ってたので解る。
堅いフレームは完璧な入力を要求するので、ペダリングが下手だとその反動が主に腰に来る。
その辺りをカーボンのシートステイで上手いこと逃がしているのが解る。
最近のアルミフレームは形状や素材を見直していて、アルミ単体で上手く吸収できるようになったので
今後カーボンバックのフレームが流行ることは無いだろうが。。。
スローピングフレームであるため低重心であり、ダンシングの際に振り易いのも長所である。
またダンシングの際には78STIのあの角が丁度握り易い位置に来る。
路面からの振動は結構ビシビシ伝えてくる。これはフォークの性格によるものと思われる。
その内フォーク変えようかな~っと思ってるのでその際に違いが分かれば。
フロントセンターが極端に短いこともあり、ハンドリングはクイック
総じて言えばレース志向の強いフレームと言える。
コイツに乗ると何かワクワク感というか、自分の実力以上のモノが出てきそうな、そんな危うさがある。
それに期待して、ここ一番のレースにはコレを連れて行く事が多い。
価格評価→★★★★★(←良心的な代理店の代表格JOB△)
評 価→★★★★☆(←金属フレームの良さが生きている。振動吸収性を-1)
さて、フォークを換えるに当たっては問題が。
フロントセンターの短さに加えXSサイズフレームの場合、フォークオフセットが50mmある。
一般的なフォークはオフセット44mm固定なのでこれ以上短くなるのはどうもなぁ。。