購入価格 改造費用が車体価格の半分を行ったのは確か
納車から4ヶ月と経たずに、ここまで変貌した。
ノーマルからの変更点↓
1.ハブ交換(HB-5700/FH-M985)
2.シフターを除き、駆動系一式交換
3.ミラー追設(一時期はトリプルミラーであった)
4.ハンドル魔改造(詳細は後述)
1.ハブ。
ノーマルはガタとゴリが同時に出る上、シールすらされていない開放型という悲劇の代物だったので、シール性能がしっかりしているシマノ製の物に交換。
自分で組んだが、慣れたのか単なる偶然なのか、センターゲージなしで組めた。
当初はXTで統一するつもりだったが、フロントもリアも生産待ちだったので「一番上ならあまり手が出ず、在庫は沢山あるだろう」という発想でリアはXTRに。
フロントが105なのは、前後共にXTRで組む必要性を感じなかったからであり、またその方が安く上がるというコスト的な問題もあった(実際の購入額は、HB-5700が約2300円に対し、FH-M985は22000円近かった)。
これにより、チタンフリー(36ノッチ)を意図せずに導入できたw
2.駆動系。
クランクはFC-5750(50-34T、165mm)に変更。
ホローテックⅡクランクは、シートに背中を押し付けて異常な出力を発揮できるリカに持って来いですね。
スプロケは意外と早く死んでしまったので、シマノの8速用を適当にチョイス。
トップ13Tは50Tチェーンリングと相俟って、高速走行時は少々物足りない。
チェーンはその場しのぎでCN-HG50を入れているが、そのうちKMC X8にするつもり。
使用量は通常の3倍w
フロントディレイラーはクランクと合わせたのでFD-5700をごく自然に採用。
納車当初より直付→バンド式のアダプターが取り付けられていた為、それを利用して今回も直付けを使用中。
リアディレイラーは散々悩んだ挙句にRD-M662-GSを採用。
私の使い方ではSGSは不要。
シャドーRDは見た目が無骨でありながら美しく、個人的に好き。
付属のスプロケとチェーンは4500kmでお亡くなりに。
チェーンはともかく、スプロケはSRAM製でそれなりに頑丈と思っていただけに残念。
3.ミラー
左側に曲率の小さい(=対象物がよく見えるが視野が狭い)物を、右側に曲率の大きい(対象物が小さく映るが視野は非常に広い)ミラーを設置。
基本的に左は距離観測、右は後方広範囲確認用と割り切って使っている(冗長化も兼ねている)。
当然、必要とあらば振り返る。
が、リカで走行中に振り返るのはそれなりに危険なので、あまりやりたくはない。
4.ハンドル
まずは写真をご覧頂きたい。
何が起きたかを簡単に説明します。
恐らくはビーチクルーザー用と思われる、緩いカーブで構成された付属のハンドルが気に食わず(一番上のレビューの写真の通り、USSリカに付けると逆ハの字になる)、しかしわざわざUSSリカ用のハンドルを買いに出かけるのはなんかアレだったので実験してみよう、と思ったのが事の始まり。
端部から145mmの位置で切り取り、余っていたバーエンドアダプターを使用して「切り取られた部分の向きを変えて再設置」した。
切り取った分だけ幅は小さくなり、ギリギリで600mm以下に収まった。
グリップは左右平行となり、手の向きは自然な感じになった。
また、幅そのものが狭くなった分向かい風に強くなり、操作性も向上した。
手元に使える廃材があったので投げやり魔改造をしたが、この扱いやすさは予想外だった。
しかも、ハンドル本体とレバーユニット(?)は独立して回転するので、少し広げたり、その逆も可能。
ついでに言うとバーエンドに相当する部分だけを左右入れ換える事で、また別の形に変更する事も金を掛けずに出来る。
即ち、廃材を利用した魔改造でハンドル交換以上の効果があった事になる。
その他:
前タイヤをKENDA K-RADに。うるさいが良いタイヤだと思う(おまけに安い)。
後タイヤは、あれだけホメ倒したSPECIALIZED HEMISPHEREが(耐パンク性とゴムの耐候性が)全然ダメで、たった2ヶ月で裂けてきてしまった事から、MICHELIN CITY(26×1.4)に変更。
このタイヤ、凄く静かで乗り心地も悪くなく、漕ぎの軽さも悪くない、それ程高くないなど好印象。
耐パンク性もヘミスファーより上のようだし、ダメになるまで使い続けようと思う。
また、メーターはCATEYEのCC-RD300WからVDO(ヴァーデーオー) A8+に変更。
猫目は文字が細い&縦に細長くて個人的には見づらいと思う。
評 価→★★★☆☆(革新と狂気は紙一重。ただし私の中では同義です)