購入価格 ¥16,800
皆さんヘルメットは被っていると思いますが、
はたして、自転車乗りに「プロテクター」が必要か・・・?
オートバイに乗る人でも、
「プロテクターですか? 持ってませんねぇ」と言うくらい、
日本では必要性が認識されていない用品だと思います。
みなさんの投稿を拝見すると、、
「下りは70キロで走った」
「落車してヘルメットが割れた」
「車にふっ飛ばされ、気がついたらそこはICUだった」
・・・
ボクは2年前、
オートバイ走行中に後輪がロックし、
体が放り投げられアスファルトに叩きつけられ、
転がり続けて電信柱にヘルメットが激突してようやく静止した、
という事故を起こしました(幸いにも自損事故でした)。
平地の道を時速50キロ、安全運転しておりました。
前を走る車との間隔がちょっと狭まったのでブレーキをかけたところ、
後輪がロックしてマシンが傾いて滑りました。
後輪ロックの場合は、
ブレーキを離して逆ハンドルを切って体勢を立て直すのですが、
40代のボクには、10代の自分に出来ていたことが、
反射神経の鈍りからか、もはや出来なくなっていました。
迎えに来てくれたオートバイ店の人からは、
普通なら救急車搬送で入院ですよ、と言われました。
私もそう思いました。
結果的に、
膝にしばらく痛みが出た他は、
上半身は無傷でした(ヘルメットはドイツ・シューベルト製で6万円、即処分)。
理由はもちろん、「プロテクターを装着」していたからです。
・・・
もちろんボクも、
自転車に乗るときに毎回プロテクターをしているわけではなく、
ロングライドなどで知らない道を走るときだけプロテクターを着けています。
このサイトを訪れる方たちが、
自分の出せるMaxスピードに対する安全性をどのくらい意識しているのかは分かりませんが、
「20キロで放り出されたら、ノーヘルなら頭に即死するだけの衝撃を受ける(バイクラ11月号記事:ふじいあきのり氏記事)」
というのには正直ビックリしました。
70キロで坂道を下り・・・ということは、
ヘルメットで頭は大丈夫だとしても(本当のところは分かりませんが)、
プロテクター無しなら、
肋骨や肺、背骨など、上半身は壊滅状態かもしれません。
ましてや下りカーブで、
23Cのタイヤが滑って逆ハン切れるのかどうか、
試したこともありません。
(オートバイの後輪は180mm以上はあります)
CEマークやJCFマークが付きのヘルメットを被るのは当然でしょうが、
プロテクターの装着も一度考えてみてもらえればいいな、
そう思って投稿しました。
一度、近所のオートバイ用品店を覗かれるといいと思います。
最近はいろいろなプロテクターが売られています。
http://www.honda.co.jp/bike-accessories/wear/protector/pr14.html自転車乗りにはおなじみ「FOX」の、
プラスチック製オフロード向け上半身プロテクター(15,000円くらいだったかな?)は、軽くて風も防いでくれるので、
HONDAともども愛用しています。
http://www.foxracing.jp/html/products/list.php?category_id=42・・・
当時の事故の後始末ですが、
オートバイの修理代25万円だけで済みました。
(今は手離して乗っていません)
価格評価→★★★★★(安い買い物です)
評 価→★★★★★(100%安全を保証するものではありませんが・・・)
<オプション>
年 式→2009
カタログ重量→ g(実測重量 未計測)