購入価格 ¥1500
沖縄県といえば毎年多くの観光客が訪れ、その多くがリピーターとなる、そんな沖縄のサイクリングコースを紹介するムック本
1月でも最低気温14.9℃という温暖な気候や美しい海をはじめとする恵まれた観光資源により、自転車で走ってみたい場所を挙げるとすれば間違いなく上位に入ると思われる
私が住んでいる長野県とは気候・風土が対極にあり、だからこそハマってしまったのかもしれない
おかげで私もほぼ毎年行っている・・・・・が、自転車で走ったことは無い
だって嫁&子供と別行動で自転車乗る時間は子供が小さいうちは取れないですよね
そりゃ1~2時間とかなら可能かもしれないがどうせ乗るなら丸一日乗りたいじゃないっすか?
だがしかし!脳内で乗ることは出来るのだ!これはその妄想サイクリングに最適なブツなのだ!
ページをパラパラとめくり写真を眺め、行ったことのある場所ならば、その場の空気までもがよみがえって来る・・・
空港から一歩出ると南国に来たと感じさせてくれる、ねっとりとしているがイヤな感じはないあの空気
国道58号線を走ると異国情緒たっぷりに迎えてくれる様々な種類のヤシの街路樹
かつお節となにかが入り混じったようななんとも言えない匂いの牧志公設市場
迷彩色のハンビーが走りF-18が低空で頭上を飛んでいく嘉手納周辺
そして白い砂と海の青がまぶしいビーチ
これぞまさにチャンプルー文化といった日常を感じながら自転車に乗れたらどんなに楽しいだろう
この本には沖縄本島だけでなく『石垣島、伊平屋島、久高島、伊江島、竹富島』という4つの離島はコースも紹介されており、他の離島も紹介されていますが石垣島周辺の宮古島・多良間島・黒島はミニエッセイでの紹介となり、あくまで触りだけといった感じ
もちろん『ツール・ド・おきなわ』のことや、2010年に初開催された『美ら島オキナワセンチュリーラン』のコースや参加時の注意点なども載っていて参考になると思われます
本書内に自ら『概ねビジター目線で編集』とあるとおり、紹介されるコースもイベントのコースを除くと100km以下のコースばかりだがそこは組み合わせたり工夫次第でなんとでもなるだろう
惜しい点としてレンタサイクルの店舗紹介が少なめなので、詳細な店舗一覧があるとさらに良い本となるでしょう
さて、今日もまた沖縄で(妄想)サイクリングだ!
羽田の出発ロビーでは一緒の便と思われるはしゃぐ修学旅行生らとともに手荷物検査に向かい(そっからスタートすんのかよ)
価格評価→★★★☆☆(まあ普通かと)
評 価→★★★★☆(まあ満足かと)