購入価格 ¥10,000程度
帆布に油をひいたオイルクロス製の自転車用ポンチョ。
5年前に購入。スタンダードタイプ(今は大判があるらしい)。
○自転車用
○蒸れ難い
○高級感
●重い
●臭い
2005年当時既にその筋(?)ではそれなりに定評がある(?)と
されながらも、その実webを巡っても情報が殆ど見当たらず、
某LORO店長におだてられて自ら試してみようと購入。
当然ながらポンチョなので、頭から被るだけの簡単装着。
下がスカスカなため、梅雨のジメジメ時期でも殆ど蒸れない。
(風防効果があるため当然ポンチョ無しに較べれば暑い)
防水性は充分で本降り一時間程度の走行では浸透無し。
泥よけ付きの自転車ならば脚部も殆ど濡れない。
自転車用設計で良い点。
ハンドルやカゴに被せるため前身ごろが後身ごろより長い。
(前:96cmで膝が、後:84cmで尻が隠れる程度)
手や膝も濡れず、風によるバタつきもほぼ抑えられる感じ。
但しサイド部は無力。横風を強く受けると太腿にピタピタと
当たり、鬱陶しく感じることがままある。
またバックパックを背負うことは想定されていない模様で、
前後身ごろのバランスが崩れてカゴの荷物が濡れたりする。
後部に幅72cmの超大型リフレクタ装備で安全性向上。
内側の3点ストラップで走行中も割と安定する。
・前側内部に両手を通す小ストラップx2
・背中側内部に腹部に縛り付ける大ストラップ
難点もいくつか。
まず重い。(790g/スタッフバッグ込み)
但しその重さ故か走行中のバタつきが少ない感じ。
畳んでスタッフバッグに入れてもデカい。
重さも相俟って常日頃携行するには厳しい。
(↑標準サイズのボールペン)
また縫製ミスかと思うくらいフードが浅い。
前後長が短く顔面が無防備なのでキャップが必須か。
深すぎると視界が狭まるので仕方がないのかもしれず。
そして油臭い。
オイルクロスなので当然だが、手に持つと油がつく。
良いオイル(?)なのか、個人的には嫌な臭いではないが
剥き身では鞄に入れられない。(スタッフバッグ付)
やや高価(当時2割引?くらいしてもらって1万円程度)ながら、
全般に質感が高く、自分はこの出来ならば妥当かと思う。
機能性とは別に、大きなメタルエンブレムやチェックのフード
裏地など、英国製らしい高級感や雰囲気が有って好感が持てる。
(1枚目の画像は現行型らしい/旧型は胸に上記エンブレム)
手入れは簡単で、完全に乾かして畳みスタッフバッグに入れて
おくだけ。(としか取説には書かれていない)
個人的にスーツタイプの合羽に慣れているせいもあってか
出番もかなり少ないが、ハイエンドクラスの合羽すら蒸れる
梅雨時などでも、多少なりと快適に走れる…かもしれない。
価格評価→ ★★★☆☆ (妥当)
評 価→ ★★★★☆ (良い物)
年 式→ 2005年
カタログ重量→ g (実測重量790g)