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telomere 2012-11-30 2:07
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小径車
購入価格 ¥0
思うことがあったので自分なりの考えを挙げてみようと思います。 この方の動画は以前に見ました。僕もミニベロには乗りますし、好きなジャンルのひとつですが、この方の言われてることに特別腹が立つようなことはありませんでした。
なぜなら、彼の言っていることは大方外れてはいませんし、至極当然のことだからです。 小径車に走行上のメリットがそこまであるかと言われたら、そんなにないだろうな、と実際乗っている自分も素直にそう思います。
しかし、彼の意見に賛同するわけではありません。 彼はあくまで走行性能についてロードバイクなど他のジャンルのバイクと比較しているだけであって、それがそのまま小径車のデメリットになるわけではないからです。
僕がここで 「F1マシンなんていくらはやくたって公道じゃたいしてその性能を発揮できない」とか 「水泳の北島選手は背泳ぎではたいしたことないだろ、だから彼は素晴らしい選手じゃない」とか 「パンは保存がきかない。よって長持ちする餅のほうが優れた食品だ」 などと主張したらどう思われるでしょうか?何を的外れな主張を、と笑いを禁じえないのではないでしょうか。
彼の言っているのはそういった類の主張であって、小径車をバッシングすること自体が目的ではないように思えてしまいます。これ以上語ると名誉毀損になりかねませんので断言などしませんが、彼が意識してようがそうでなかろうが、見る人が見ればそう受け止められても仕方のない話し方です。
趣味で自転車に乗るというのは、それ自体が道楽です。それにいくらお金をかけようがメンテナンスが必要で壊れやすい乗り物であろうが、楽しむ側の自由です。
どうせ同じことを語るのであれば、小径車のスタイリングに惹かれて、そういったデメリットの部分を知らずに乗ってしまう人への警鐘とすればよかったのでは。あれでは単に反感を買うだけでインタビューとして発信する意味のない、ただの自己満足と愚痴を吐き出すだけのものになってしまっています。 もう一度最後に書きますが、言っておられること自体はほぼ間違っていないと感じてはいます。ただ、言い方ひとつで全てが台無しになっています。
評 価→★☆☆☆☆(せっかくの正しい情報が誰にも伝わらなくなっている) <オプション>
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salgadou 2012-11-30 7:45
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小径車
そもそも小径車と言っても 車輪径が8インチと20インチでは挙動が全く異なるわけで... それを十把一絡げに「小径車」と表現するところに「わかってない人だなぁ」という印象を抱いた。 26~700c~29インチの自転車は ロードバイクであろうがMTBであろうがみんな同じ、という 論調で話を展開したら誰もが反発するだろうに(それどころかピナレロとコルナゴの違いにすら こだわる人が多いのに)、小径車だけはひとくくりにしたがる人たちって・・・(苦笑) ロードバイク至上主義者のミニベロに対するコメントは彼と同じようなものが多いね。 まあ小径車の世界にもまともな自転車と粗悪で低価格の自転車が存在するのは MTBルック車などと 同じ。彼が言及しているのは ホムセンで売っている1~2万円の小径車なんだろう(笑)
自分は20インチ(451)のミニベロにも700cのカーボンロードにも乗っているが、小径車だから 格別走行上不利だとか問題があると感じたことはない。100km程度の日帰りサイクリングなら 小径車で問題なくできる。ただ同じコースをカーボンのロードで走ると、やはりロードバイクの 方が疲労が若干少ないと感じる。
走破性(これもどう定義するかによるが...)についても 未舗装路でこわごわ走っている700x23cの ロードバイクをミニベロで追い抜くことは多いし、車輪直径の大小だけで論じるものでもないと 思う。むしろ細いタイヤと太いタイヤの差の方が 径の違いより大きい。
小径車で不利な点は ホイールやタイヤの選択肢が少ないこと、これは700cに比べて断然不利。 勿論 買ったままで乗っている、ホイールやタイヤの変更などしない...という人には関係ないが。 便利な点は部屋への出し入れや輪行。やはりサイズが小さいのは取り回しが楽だ。
評 価→?????
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ManInside 2012-11-30 12:16
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小径車
この動画(nottiさんのレビュー内から閲覧できます)を見たので、この動画についてのレビューを書きたいと思います。
まず最初に触れておく必要があると思ったのは、飯倉氏にはちょっとショーマン的なところがあり、この動画を見てスカッとしたりムカッとするということは、飯倉氏の手の上でコロコロと転がされているのも同然と考えておくべきです。
さて飯倉氏、この動画内でまず、「小径車は悪である」という命題を提示します。「小径車=悪」という等式が成立する、と主張するわけです。これを聞いて、小径車に乗っている人の多くがカッとなると思います。
次に飯倉氏はこの「小径車は悪である」という命題の証明にとりかかります。拝聴していると、小径車は
「タイヤ径が小さいので走破性が悪い、スピードの維持も大変だ、ホイールの回転数が多いのだからスポークの空気抵抗も(累積的には?)多くなる、ハブもタイヤもロード等に比べて同じ距離を走るとしたら回転数が多くなるので消耗も速い、ホイールやトランスミッション系パーツの選択肢も少ない、性能も耐久性も非小径車に比べて劣っている」
と仰っています。この点については、概ねその通りなんだろうな、と思いました。しかし、この「小径車分析」から「小径車は、悪い!(小径車=悪)」というテーゼを導き出し、それを真とするのは、エンターテイナーや漫才師がやることです。ビートたけしやダウンタウンの松ちゃんがよくこういう喋りをすると思います。そして勿論、ここには無視できない論理の飛躍があります。論理の飛躍は、時に笑いを、時に怒りをもたらします。この動画への反応が多様なのはそのせいでしょう。
勿論、大学の卒論をこういう調子で書いたら当然、受け付けてもらえないでしょう。あと小中学校で「いじめ」をやっている子供たちも、自分の気に入らないものを追いつめる際に、こういう論理の飛躍を駆使することが多いはず。
ところで飯倉氏、はからずも、0:41秒頃にこういうことを言っています。
「あえて一つだけ(メリットを)言うんだったら、最初の踏み出しが軽い? 車輪の径が小さいから、最初グッと出るんですよ」
これは「取り回しの良さ」と並び、私にとって小径車の二大魅力のうちの一つです。スッとホイールが回りはじめるあの感じは最高です。勿論、時速30km/hで速度維持するような走りは大変ですよ。ただ私は小径車でそういう乗り方をしません。例えばカメラを持って、ゆっくり走って、サッと停車してサッと撮影し、またサッと漕ぎ出す。そういう走り方で楽しむことが多いです。こういう走り方は、ロードバイクやMTBより小径車のほうが気持ち良いです。
「気持良さ」とは言うまでもなく「性能」の一つ。飯倉氏の「小径車分析」には官能評価が欠落しているのが最大の問題なのでしょう。自転車は、相対的な性能の良さや、メリット・デメリットだけで乗るものではありません。その乗り味が気持ち良いから、乗る。楽しいから、乗る。飯倉氏にはそういう視点があまりないのでしょう。
もう一点、「日本人は小さいものが好き」と「旦那の趣味」的な発言について。確かに日本人には小さいもの、ミニチュア的なものを愛好し、お金をかける傾向があると思います。ただ、それの何が悪いw と聞いていて思いました。それは一つの文化であり、あえてケチをつけるようなものではないでしょう。
サイクルメンテナンスの飯倉清氏といえば、「ホイール組みの達人」を持っている人も多いでしょうし、CBNにはサイメンに自転車を持ち込んで難しい処理をしてもらったという方も結構おられます。飯倉氏が優れた技術的な知見を持っている方なのは疑いようのないことだと思いますが、この動画は上述したように論理が破綻しています。
私自身は700cロード、26インチMTB、20(451)インチ・16インチ小径車と色々乗っています。小径車が700cロードや26インチMTBに比べて相対的に苦手としている領域があるのは理解できますが、「故に小径車は、悪い!」という発想には、絶対になりません(笑)
個人的には見ていてあまり不快に思うことはなかったです。「この人、思想偏ってんなー」wという感じで見ました。こだわりのラーメン屋の頑固オヤジ、私語禁止のジャズ喫茶(まだ存在しているのか?)のオーナーみたいな感じでしょう。そういう人達に、あんた言ってることおかしいよ、と食ってかかってもあまり意味ないんじゃないでしょうか。
ただし、これが政治家の発言だったら相当危険だと思います。多様な価値観を認めないわけですから。
評 価→★☆☆☆☆ 画面下に「※個人の価値観です」というテロップがあれば★★★★☆
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Lifecycle 2012-12-4 13:33
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小径車
購入価格 ¥0
小径車のことについてネット検索していると必ずヒットするページw 数回観ました。
小径車を25年所有して、それでブルベなどにも参加している身からすると 極論過ぎるなぁというのが正直な感想です。小径車の良さを知らない人が 真に受けないように願いたいですね。
ロードレースに参加してJCFの上位ランクに入りたいとかでしたら、 レギュレーションの規定も含めて700cのロード一択だと思いますが、 そうでないなら選択肢の1つとして小径車はアリだと思います。
氏の話の内容で気になったことをちょっとw まず、小径車について氏が 言う漕ぎ出しの軽さですが、今は軽量カーボンホイールがありますので、 メリットでなくなりましたね。
それから回転部の寿命ですが、計算上は4割増しくらいの負担になるはず。 ところが私の場合は、タイヤで6000㎞くらい、ハブも短期で寿命がくるという ほどではなく、数万キロは十分に走れます。もちろん乗り方やメンテで寿命が 大きく変わると思いますが・・・のんびり走っているからでしょうか。
小径車のデメリットはいろいろありますが、のんびり楽しく走るには十分な性能を 持っていると思います。
最後に、氏には小径車ともう少しお付き合いしてほしいなって思います。 私のように25年もお付き合いしてくれなんて言いませんw 語るのは それからでも遅くないかなってw
価格評価→☆☆☆☆☆ 評 価→★★★☆☆ (さまざまな意見の1つとして)
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