購入価格 ¥550
コンビニでふと目にとまった。
「あ~、ついにTarzanにも自転車登場かぁ。ブームだもんなぁ。でも有酸素運動で
健康維持にいい、とかそんな感じの記事だろうなぁ」と思いつつ、暇つぶしに買って
中をぱらぱら見ていると...
案の定、「自転車という運動のメリット」とか「脂肪が燃やせる利点とは?」
「筋トレ効果」「心肺機能」とかから始まる。まあ、お約束だねぇ。
数ページ読み進めると、ポジションと調整なんて記事が出てくる。ドロップの
「しゃくり」と「おくり」なんて言葉も出てきて、「なんか一般人にわかるのかいな?」
という空気が漂い始める。
40ページを越えてもまだまだ自転車特集。
ついに「いまにゃかだいすけ」登場!! おぉ、Tarzanに登場かい!!
急ブレーキやダンシング、ストレッチからGarmin、ルートラボなんかの話も。
う~ん、Tarzanやるのう。
フルカラーページが終わると、メンテナンスへ。
「乗車前の確認」から始まり、「パンク修理」「輪行分解」「バーテープの巻き方」
など、なかなか盛りだくさん。
というか、Tarzanの読者でここまで求める人ってどれぐらいいるんだろ?
ここまでで60ページ超。
「もうこれで終わりかな?」と思ったら、まだまだ続く。
2011年モデルの試乗インプレ特集開始。
いつから自転車雑誌になった?Tarzan?
インプレライターは、我らが「菊地武洋」大先生。おぉ、いまにゃか先生に続き
菊地先生までTarzanに登場ですよ。
TarzanにピナレロFP1で「限界性能を試すなら、下りで飛ばすのがイチバン」などと
恐ろしいことを書いていたりする。初心者がそんなん買ってまねしたらどうすんねん?
その後も「イベントの紹介」「パーツ交換」と続き、カーボンハンドルとかカーボン
ディープなんて言葉もでてくる。
InterMaxの広告ページも入って、13ページのうち90ページぐらいが自転車関連の
記事で占められている。
う~ん、これ1冊あれば、サイスポ、バイクラ、ファンライドの毎号10ページぐらい
ずつはいらんのでわ?と思わせる内容。
もちろん、それなりに乗ってる人間にとっては物足りないが、一般紙(?)の
Tarzanでこれほど自転車盛りだくさん、ってのは凄いことだと思う。
しかし表紙のこのイラストのね~ちゃん、すげぇ格好だなぁ。
パンダとクマのぬいぐるみをフロントにくくりつけ、猫耳メットにKEOのペダル、
UCIのロゴの入ったアルカンシェルジャージ、STIは7800系...
まあ、それで俺も手に取ったわけだが、それにしても...
価格評価→★★★★☆ こんなもんでしょ。
評 価→★★★★★ Tarzanってのを考えたら凄い内容