購入価格 ¥12,750-(最安のまるいちオンラインにて)
●感想
・街乗り用のストリートの履き心地が良かったので、マウンテンタイプも購入。ソールはゴツゴツした感じがしますが、上から見れば普通のスニーカー並みのシンプルさで、ジーンズにもチノパンにも合う落ち着いたシャープなデザインです。ルコックのグレーカラーのサイクリングパンツに合わせてグレーを購入しましたが、今まで使っていたSIDIのMTBシューズよりも、色み具合もカジュアル感もマッチしてとてもGOODです。
・ボントレガーのこの廉価版というか入門用のシリーズはとてもよく出来ていて、あらゆる形状の足型に対応する設計がなされているように思います。柔らかめアッパー素材で左右から包み込むようなフィット感が、ビギナーやオジサンライダー達にも違和感なく履けるビンディングシューズではないでしょうか。
・ソールも充分に幅広があり、SIDIのMEGAサイズに匹敵する快適さです!SIDIのMEGAサイズではインソールを厚いものに変えると、内部のキャパシティが少なくなってしまいますが、こちらのシューズは構造的なものなのか、かなりの融通が効くようになっています。私の足は極端な幅広足(親指が一番長いタイプ・最大横幅11cm・前後幅26.6cm)ですが、夏用の薄手の靴下であれば、SIDIのMEGAサイズの43.5がベストフィットでした。ためしにこちらのシューズの43と44サイズを履き比べてみました。43はやや小さめで、厚いソールを入れると親指の辺りが
若干狭い感じでしたが、アッパーが馴染めば使えるレベル。44では横幅はジャストフィットでしたが、親指の先は1.5センチほど余りました。(横幅がフィットしているので、前後にゆるむ感じはありませんでした)。横幅が狭い人でもアッパーの調整幅が広いので、ベロクロを長めに締めれば問題なく着用可能です。
・結局冬場での使用も考えて、44サイズを購入しました。前後幅の最大値は表記どおりの28cmと考えて良いようです。横幅が広い方であれば、26~27センチ前後の方がベストだと思います。
・固定はベロクロの3本留めなので、固定力もそれなりですが、ビギナーの方やカジュアルライドには、全く問題ないレベルです。むしろ気楽にビンディングシューズでのサイクリングを楽しめるので、このようなシューズを待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか?そもそも機能性のみに特化したロードシューズを街乗りやトレーニングで使用するのはリスクが大きすぎるので、日本の公道を走るには、MTBタイプのグリップ力のあるシューズの方が正しい選択だと私は思います。ロード用シューズはレースなどであまりクリートを外す機会がない時にだけ、使用するように作られているので、公道を走るには危険性が飛躍的に高まるのです。閑話休題。
・あまりにも快適な履き心地だった為、ブラックカラーの方も購入してパンツの色に合わせて使い分けています。
価格評価→★★★★★(SIDIのブラックだけのMEGAサイズに比べたらはるかに安い!)
評 価→★★★★★(幅広足で悩んでいる人は、ボントレガーとスペシャのシューズは一度試してみる価値ありです)
<オプション>
年 式→2010年モデル
カタログ重量→記載されず