購入価格 ￥27,800
普段、通勤で最寄の駅まで向かうのは、フレームから組んだ結構値の張ったMTB。
これまでは特に問題もなかったが、つい先日、この自転車に着けていたリアフラッシュライトが、何処かのクソッタレたウジムシ野郎に盗まれてしまった。
その時、minoriは思った。
「ひょっとしたら、目を付けられてしまったか？」
もしそのまま乗り続けて、結果盗難なんぞされてしまった日には、こんなムナクソ悪く忌々しい話は無い。
過去にも、キャノンデールのF400が、何処かの頭がイカれた下衆野郎に盗まれたことがあるので、同じ目に会うのは避けたいところ。
なので、万一盗難されてもダメージが小さいであろう安価（20K～30Kぐらい）な、そしてそこそこ走ることが出来る、地味であまり目立たない小径車を探していた。
そして発見したのがコイツ、CBAオリジナル自転車『コンフィッツ』。
詳細はCBAのサイトを参照していただきたい（あまり詳しいスペックは載っていないけど）。
K市のリアル店舗にて購入、そのまま自走（8km弱）して帰宅した。
まず最初に驚いたのは、意外と直進安定性に優れているところ。
小径だと、ちょっとした挙動で右に左にフラフラと行ってしまいそうになるが、コイツはそうはならなかった。
路側帯の白いライン上のみの走行を、結構簡単に維持出来る。
また、タイヤのお陰なのかも知れないが、路面からの突き上げが柔らかい（カーボンロードの方が、ゴツゴツと来る）。
フロント一枚、リア七枚なので、流石にトップスピードはあまり出ないが、まぁ小径車でスピードを出そうってこと自体が間違いか。
ブレーキはテクトロさんとこのヤツなので、あんまり効かないだろうから注意せななぁ、なんて思っていたところ、予想以上に良く効いた。
ガッと停まるのではなく、ヌル～っとしてクッと停まる……分かりにくいかな。
アルミフレームにしては重量が結構嵩んでいるようで、約12kgは重い。
軽量化するなら、ハンドル、ステム、シートポストを軽量化し、鉄ボルトをアルミ（またはチタン）に変更、ディレイラーガードを外すなど、いろいろ工夫が必要と思われる。
上手くやれば、2kgは削れるんではないかと……難しいかな。
全体的には、バランスが取れていて、普通の人が普通に乗る分には、全く問題ない。
しかしCBN諸氏には、きっと物足りないと思われるに違いない。
裏返せば、カスタムし甲斐のある自転車とも言えるわけで、それを如何に弄くり倒すかは、乗り手のやる気とセンス次第。
企業の名前を借りただけの高価な小径車なんかよりは、こっちの方がよっぽど買いだな、うん。
価格評価→★★★★☆（25Kを切っていれば五つだったのに……）
評 価→★★★★☆（結構お勧め出来るが、カスタマイズは必要）
