購入価格 £130位(邦貨¥17,000強)
あのGiroが、軽量ヘルメット流行に乗っかって放った軽量ヘルメットw
ネ申ランス、あるいはコン助(ひでぇw)もご愛用(IONOSと使い分けているようだ)。
これの前に使っていたのがOGK MOSTROのトリコロール。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=1319&forum=51#forumpost6642若干派手目なヘルメットから地味な黒への変更。
心境の変化と言うか歳相応にと言うかw
実のところ、Prolightはカラバリが今ひとつ少ない。
だから黒でいいや、と言うのが黒にした理由。
単なる黒では無く、ワケの分からんストライプグラフィックが入っているのだが、
これが本当にワケ分からんw、てか意味が読み取れない。
テラテラ黒光りして、まるで「G」みたいで、この値段のヘルメットには見えないのが難点だ。
ちなみに、上のMOSTROの文章に、多分次もMOSTRO、もしくはその後継(今ならREDIMOS)、
とか書いているのを発見した。浮気だ。
まぁ、浮気も男の甲斐性と言う事で(実生活ではしておりませんw
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ヘルメットの買い替え時って、明確にヒビでも入ってりゃ別だが、結構難しいと思う。
外側を押してみてギシギシ言ったら、なんて人もいれば、3年!と明記するヘルメット業界もある。
使う頻度にもよるし、カンカン照りの中を走りまくっていたり、雨の中を走りまくっていたり、
と言った使い方にもよるであろう。
OGKのWebサイトから引用させて頂こう(改行は変更)。
>ヘルメットにも寿命があります。
>
>ヘルメットは使用にともない、老朽・劣化等の経時変化によって、
>新品の時と同じ性能を維持できないこともあります。
>このため、ヘルメットの耐久性を考慮して、製品安全協会と日本安全帽工業会により、
>ヘルメットの有効期間を「購入後三年間」と定めています。
>有効期間を過ぎたヘルメットは、事故や転倒の際に十分な保護性能を発揮しないおそれもありますので、
>十分にご注意ください。
>また、有効期間の三年の間も、粗末な扱いをすると、寿命はさらに縮まります。
>それを避けるためにもしっかりとメンテナンスをしましょう。
自分としては、一応、ヘルメットで命を救われたことがある身であり、
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=5217&forum=105#forumpost8522作ってる側が使用開始後3年と言うのだから、3年を目安に買い替えるようにしている。
安いものでは無いが、車の自賠責みたいなものだと思えば納得もできるので。
MOSTROの場合、だいぶくたびれてきたかな・・・そう言えばもう3年か・・・、なんて感じ。
メーカーが言う3年と実態が一致した、と言うところ。
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さて、Prolightに話を戻して、セレクトしたサイズはL。
SあるいはMだと175gだと言うのだが、ではLでは何gか?
実測してみたところ、199gと出た。ギリギリ200g切り。
まぁ、「相当に軽い方」、と言ってよかろう。
ちなみに3年間使い古したMOSTROは実測で189g(Lサイズ)だった。
カタログスペックでは195g(Lサイズ)なので、おそらく3年間の乾燥によるものだろう。
てこたぁ、やはしそれなりに劣化してんだろ。多分。
ヨーロピアン頭の自分の場合、フィット感は極めて良好。
裏を返せば、ジャパニーズ頭の方には合わないと言うことだ。
GIROとOGKの形の違いは、次の写真を見てもらえば分かる、かもしれないw
左のGIRO Prolightは縦長、右のOGK MOSTROはGIROに対して縦は短めだが幅は広い。
昔から言われていることではあるが、同じサイズで比較した写真を見たことが無いので、
自分で写真に撮って比較してみたわけだが、どっちかと言うと、シェルの違いよりも、
GIROの「厚さ」/OGKの「薄さ」の方が強調されている。
これでお分かりかと思うが、Prolightは相当にキノコる。
自分は気にしないからいいんだけど、気にしちゃうオサレな方は避けたほうがいい。
Prolightのフィット感は、新開発のフィッティングシステム(Roc Loc SL)によるところが大きい。
大変しなやかなプラスティックパーツの採用と、所謂一般的なロックシステムを持たないこと、
これが妥協感の無いフィッティングを生み出している。
以下では、シェルの違いを無視して、フィッティングシステムと言う観点で比較する。
MOSTROのシステムはクラニウムロック7。ダイヤルによる締め付け。
ダイヤル式(あるいはGIROのスライディングバックル方式であるRoc Loc 5とか)は、
細かくフィッティングできるのだが、Prolightは何とゴムバンドによる締め付け。
ゴムバンドならば、確かに何も考えず無段階調節である。しかも超軽量だ。
これは、今までの発想を、完全にアウフヘーベンしている。
もちろん、フィッティングシステムと言うのはこれだけでは無い。
プラパーツの固定位置を変更する機構が各ヘルメットに備えられており、これも利用することになる。
が、Prolightの場合、この機構に関しては縦に3穴が開いているだけ。
たったこれだけでフィットさせることが出来るのは、ゴムバンド締め付けの恩恵だと思う。
いやはや、ほとほと感心した次第である。
但し、これは裏を返せば横の調節は利かないことの裏返し。
ジャパニーズ頭には、妥協の為の調整の余地すら無いと言うこと。
又、ゴムバンドは劣化(伸びる)する可能性もあるんじゃないかと思う。
この辺は「割り切り」と言う事であろう。
放熱性に関しては、正直良く分からない。
何故なら、今は寒いからだw(2011年1月)。
夏になったら語れるかもしれない。
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かようにかなり気に入っているが、欠点をあげるならば、最初に書いたとおり安っぽいこと。
ことさら高級感を出す必要も無いが、GIRO共通とも言える大味な作りに対しては、
流石に「高いカネ払ってるんだからさぁ・・・」と言いたくなる。
ヘルメットは、まず、頭に合うかどうかである。
Prolightは完全にヨーロピアン頭用であり、そこでまず人を選ぶ。
ただ、そこで合いさえすれば、極上のフィット感を味わえると言える。
あとは値段だな。Wiggle価格辺りが適価だと思うぜ、あたしゃ。
価格評価→Wiggle価格なら★★★☆☆。国内売価なら★★☆☆☆
評 価→★★★★☆ 5つあげてもいいんだけど、REDIMOSを試してないので(浮気w