購入価格 ¥8,085(国内通販で購入)
ヒルクライムの決戦用タイヤとして購入し、ZIPP404に装着。
それまで使用していたCORSA EVO CX チューブラーが重さ1本300gに迫る重量でした
ので違いは歴然。
CORSA EVO CX チューブラーは、タイヤを手に持った瞬間、「タイヤらしい重さ」を
感じます。
しかし、こいつを持った感触は「これで大丈夫なのか?」
あるいは「こりゃ、登り専用の決戦タイヤだな」
決して普段使いしようというような気にはなりません。
前後タイヤだけで300g弱の軽量化は自転車を持ち上げた瞬間、違いがわかります。
私の場合、自転車部品の交換の効果は、なかなか数字にまでは表れない。
プラシーボなのか、自分の体力向上の結果なのか、風向きなどのコンディションか。
しかし、ヒルクライム出場前に、一度だけ通勤往復にタイヤの慣らしをかねて使って
みたところ、自らのコースレコードをあっさり更新。
私の場合、このタイヤに交換した効果は、激坂よりも比較的斜度の緩い登りで恩恵を
強く感じます。
スピードのノリが良く、足が速く回る感じ。
普段はだんだん足に効いてくる長く緩い登りを、登りとは思えない勢いで進む。
おもわずニンマリ。
同じ坂でもスルスルと登っていける感覚。
タイヤの幅は20c。とても細いので、転がり抵抗もかなり少ないのではないかと思い
ます。
但し、あくまでも決戦用のようで、夏場のヒルクライムのウォーミングアップのため
に、スタート地点周辺の一般道の左端を走行していたところ、見事にパンク。
何か踏んだらしい。
これを履いてゴミが吹き寄せられている路肩を走るのはもったいない。
スペアは1本買ってあったが、まだ新しかったので、パンクしたタイヤにNO TUBEの
パンク防止剤を少量注入。
できるだけ重量を犠牲にしないよう、2〜30ccほど、ほんの少し注入したら空気は抜け
なくなりました。
このタイヤはバルブコアが外れるので、簡単にシーラント剤を入れられるのも美点。
ヒルクライムでしか使用しないと心に決めて購入したものの、NO TUBEのパンク防止剤
を入れたし、軽量なカーボンホイールはZIPP404しかないので、3時間エンデューロにも
そのまま実戦投入。
軽く、薄いタイヤだけに、ヒルクライム後の下りでは、心細さを感じていたのものの、
エンデューロで走り始めてみるとなんら問題なかった。
終始良いペースで3時間走れ、自分としては上出来の成績を残せたのは、タイヤの貢献
も大きいと感じています。
今年は年末までに4時間のエンデューロ2つと、20kmほどのレースに出る予定なの
で、耐久性の検証はこれからです。
超軽量タイヤの耐久性に過大な期待はしていませんが、決戦用タイヤとして1シーズン
くらい保つのであれば安い買い物だと思います。
価格評価→★★★★☆(次は海外通販で探そうと思う。前回は急いでいたので国内購入)
評 価→★★★★★(ほかのどの部分の軽量化より効果的)
<オプション>
年 式→2010年春に購入
カタログ重量→160g以下(実測重量158g)