愛車バイクフライデーのポケロケはフォールディングバイク(20インチ、451タイヤ)。
せっかくのフォールディングバイクなので、夏キャンプに車載で持って行ってみた。
問題は車載の方法だ。サイクルキャリアを持っていないので、愛車ランドローバー・ディスカバリー3の荷室に、キャンプ道具と一緒に積めないか試した。
ポケロケの折り畳み方は、
1.シートポストの根本にあるクイックリリースを解除して
・シートポストをハンドル側に倒す
・チェーンステーと後輪を一緒にBB下に潜り込ませるように畳みこむ
(2本のステーのフック部が地面に直接当たるのが心臓に悪い)
2.ハンドルポストの下部にあるクイックリリースを解除してハンドルを抜き、
適当にメインチューブあたりに絡ませる
ここまでは多くのバイクフライデーに共通した折り畳み方だが、自分のペダルは三ヶ島Ezyなので、左右のペダルを抜くことで自転車を薄くする。
さらに前輪を抜くこともできるが面倒なので、そのまま車の荷室に積み込むわけだが、さて、荷室にどのように積むかだ。ふだん荷室が空のときは適当に寝かせるだけ。で、今回のようにキャンプ道具で満載になる場合はどうするか。
ディスカバリー3は7人乗りで3列目のシートがあるので、往路はその3列目のシートの後ろの隙間、え!こんなところに?というスペースに潜り込ませることができた。ただ、幅が広がる前輪側のスペースを確保するために、3列目は右側シートだけ寝かせておいた。但し、サドルがリアガラスに当たりそうなのでサドルも外し、ブラケットなどをシートポスト先端の突起物にかけてあげる。写真はこの状態のもの。
帰路ではコンパクトカーで同行した家族の荷物をも受け持つことになったため、思い切って3列目シートを全部寝かせ、ポケロケを右側に立てて設置(クランクがリアドア側に来るように)。そして、そのすぐ左側にマットを挟んで椅子やテーブルなどを立てて積み上げる方式を採った。この場合、キャンプ道具がポケロケを攻撃するのではないかと案じたが、マットなどが緩衝材となり、心配無用。ポケロケ自体もガタつくことなく静かに収まってくれた。嬉しくなって、写真は撮り忘れ。
本当はサイクルキャリアをつけるべきでしょうが、あれはあれで高速で落とすことにならないのかと心臓に悪いし、なにより雨天時が憚れる。フォールディングバイクの場合はその利点を活かして、工夫しながら荷室に載せる事をオススメします。経験を積めば、もっとうまい車載方法が見つかるでしょう。
実はバイクフライデーの場合、飛行機に載せるために専用のスーツケースもありますが、車載程度で使う必要は無いでしょう。後輪を含めて全部バラすのはセッティングが面倒ですし。
評 価→★★★★☆(トライアルにしては上出来という意味で)