購入価格 ¥中古です。すみませんちょっと言えませんww
2010年モデルだと思います。
S-Worksロードシューズを履き、ワイヤー締めの快適性に感動していたのですが。
一点、どんなに締めこんでも踵が浮きます。
ま、でも、なんたってS-Wだし(笑)こんなもんなのかなと思っていたのですが。
ある日、SIDIのシューズを試着する機会があり、踵のホールドに感動。
それから、中古探しの旅(おい!)に出、ようやく入手できました。
買ったのは1世代前のERGO2のVernice
ヒールカップシステム(踵のホールド)を調整すると、ほとんど浮きません。
踵全体が小さく、足首も細い方なので、これは良いです。
マイクロサイズのマイナスドライバーで左右から調整します。
この足入れ部の細さったら。
なお、ラバーヒール(756円税込)を買うと調整用のドライバーが付いてきます。
アッパーの柔軟性は両者ほぼ同じ程度ですが、ベルトとベルクロを使用しているSIDIの方がガッチリ留まります。
足全体を包み込む感じは両者とも変わりませんが、S-Wはより柔らかく包み込む感じです。
並べてみました。
足入れ部分の形状の違いがハッキリ分かります。
なお、噂通りSIDI純正のインソールは薄っぺらく使い物になりませんでした。
ショックドクター等手持ちのインソールを色々試した結果、S-Wのものが相性が良く、現在これを使っています。
ソールはカーボンの目が綺麗に出ています。
S-Wもカーボンですが、こちらは一見すると樹脂に見えます(ショボン)
固さは両者同じくらいです。インソールにも因ると思いますが、脚への攻撃性はあまり感じませんでした。
両者並べて撮影していて気付いたのですが、ソール部分を見ると、S-Wの方がサイズが大きい?と思うのですが。
横から見ると、さにあらず。全体的なサイズはほぼ同じ。
並べると良く分かります。
踵からソールの角度が、SIDIの方がスラントしているため、ソールの長さがその分短くなっています。
なので、S-Wの方が深くフィットします(較べてみれば…程度の差ですが)。
しかし、ヒールカップのおかげで、浅くてもSIDIの圧勝。
S-Wはくるぶし部分のエグりの位置が後方にあり、また深くなっているのが印象的でした。
一方はErgo(nomics)、一方はBody Geometryと、両者同じような考え方なのかなとも思いますが、この違いは面白かったです。
なお、サイズですが、S-Wが39、SIDIが40です。
やはりSIDIはサイズが少し小さ目なんですね。
インプレです。
花粉が酷く、まだ長距離を走れていないのですが、やはり踵のホールドが秀逸です。
SIDIを履くと、S-Wでいかに踵が浮いていたかが分かりました。
(もちろん、ペダリングが下手ということもありますが・・・)
足裏にクリートが付いている・・・ような感覚ではありませんが、ダイレクト感やフィット感が増し、引き足でのパワーロスはかなり減ったと思います。
ロスがない分、疲労も減少していると感じます。
甲のホールドも良く、結構締めこんでもうっ血しません。
また、重さについてですが、手に持つと多少感じますが、履いてしまえばホールドがいいので重さは感じませんでした。
一点、調子にのってヒールカップを締めこみすぎると、靴擦れしますのでご注意ください。
まったく動かない、ということはありませんので。
価格評価→★★★★★(←止められないセコハン中毒)
評 価→★★★★☆(←ロングでの評価待ち)