3年使いました.
詳しく記録していませんが、走行距離は1万キロから2万キロの間くらいです.
リアメカごと車体から外してパーツクリーナーで洗浄.空転させてみると、まだまだ回転絶好調.雨天は乗らないし洗車もあまりしないのでベアリングはまだ生きてるみたいです.シールドベアリング恐るべし.
仮にケイデンスを90rpmと仮定すると、アウターで回すと400rpmくらいで回っている計算になる訳で、なかなか耐久性があると思います(まあ工業用の軸受けなんかは数千〜一万数千rpmでまわっているので余裕なんでしょうけど)。
で、チェーン外して空転させて初めて気づいたんですが、プーリー全体がかすかに「振れて」ました(笑).ノギスで測ってみるとベアリングが納まっている部分以外は2mm厚の円盤で、裏面も豪快に肉抜きしているので、まあ、こんなもんなんでしょう.
新旧比較していないので、定かではありませんが、歯先の山がチビてきた(尖って来た)感じはありませんから、振れさえなければ、製品としての寿命はもっと長いんだと思います。
特に悪影響があるとも思いませんが、この度リアメカ11S用に変更したので、古いリアメカごと飾っておこうと思います。
きちんと実測した訳じゃないですが、多段化の影響でチェーンも薄くなってきているせいか、それとも単に軽くしたいからなのか、KCNCなどの他社製品も円盤かなり肉薄に見受けます(その上肉抜き)。私がこの手の製品を初めてつかったのは20年程前に「bull's eye(ブルズ・アイ)」というメーカーの製品だったのですが、当時自転車店のボール盤を借りて自分で肉抜き穴をあけました。すげーいい加減な記憶なんですが、材質が硬くて驚いたので(同じ7000系アルミでした)、昔のものの方がちょっとは肉厚だったのかもしれません。
プーリー肉薄な割に大径化しているので、ときどきフレはチェックしたほうがいいなと思いました。
価格評価→★★★★☆(後悔はありません!)
評 価→★★★★☆(まさか振れるとは思いませんでした)