購入価格 ¥500
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3147&forum=16過去のでもレビューを追記させていただいた、リッチー版のダイナミック626を愛用しています。
形も機能性も不満無いのですが、最近サドルをリーガルにあわせてみたところ、昨今のものより大振りなものゆえ、例えば前乗り、後ろ乗りになったとき、体重のテコが大きくかかり(っていうかメタボかしら?)、サドルの角度が狂い難渋しました。一方リッチーロジックとニットー純正の唯一の差別化であるチタンボルトはアーレンキーのかかりが非常に浅く、大トルクで締めることが不可能です。軽くて小振り(前後に長く無い)サドルの場合、過不足ない締め付けが可能ですが、こうしたクラシックなサドルの場合固定力不足な印象をもちます。
リッチーの当時の製品ほぼすべてに言えることですが(例外はグリップくらいかな?)、軽量化の為に結構いろんな問題犠牲にしています(イーストンアルミを使ったハンドルバーが、テーパーライトやハイパーライトに比べあきらかに耐久性不足だったりしました)。
しかし、当方ピラー外径が27.0という旧式のロードに乗っていますので、あとはオークションで製造中止のシマノの旧デュラさがす位しか選択肢ありません。要はボルトの問題なので、ネジ屋にいって適切な長さのキャップボルトを買えばよい訳ですがなんだか釈然としない。
ショップでこうした悩みに店長と一緒にアーダコーダいいながら次善策を一緒に検討していただいたのですが、、、そこで天啓が!日東の現行品のS65(残念ながらダイナミック626はすでにカタログ落ち)、ネジだけでも販売してるではないですか、、しかもネジとワッシャー込みで500円、しかもカタログには『カロイのポストにも合います』との文言、、、おそらく、カロイのポストは日東がなんらかの関与をしていると思われるくらいのそっくりさん、iPodの裏面のステンレスの研磨がモデルチェンジの際に中国で行われる様になった様に、なんらかの技術移転に関与?あるいはパクられたけど意地みせちゃる?ってことなのか?
とにかく、交換したらかなりきちんと固定ができます。っていうかできて当たり前なんですが、とにかく良かった。こういうパーツを同形の製品が自分たちの手を離れて国外で生産される様になってもワンコインで供給しつづけるって、結構すごいことだと思います。儲けだけ考えると真っ先に切っちゃう部分なんで。。。
価格評価→★★★★★(ふつうの焼き入れしたM6でも200円くらいする)
評 価→★★★★★(心意気がすばらしい、もう一つくらい星を足したい気分)