SHIMANO RD-6700
購入価格 ¥不明
ロード完成車を買うためにショップの人にいろいろ相談に乗ってもらい、在庫車のなかから気に入った1台を見つけ出した。ただ、その完成車のコンポは105。「できればULTEGRAがいいんだけどなあ。」と言うと、コンポの差額のみを支払うことですべてULTEGRAに入れ替えてもらえることになった。ショップは在庫が掃けるし、こちらは希望のスペック通りになったいわゆるwin-win。
さっそく荒川CRに走りに出かけたが、リアの変速は平地で使うぶんに限っては105との違いはほとんど感じられない。「あれ? 105のままでもよかったのかな? ショップの人もそう言ってたし。」と少し残念な気分に。
だが、RD-6700が真価を発揮したのは上り坂である。筑波山へ出かけ、下の大鳥居からつつじヶ丘のロープウェー乗り場まで「でやーっ!」と一気に駆け登ってみた。(←嘘。本当は2回も足着いた。) ペダルに力を加えたままでも実にスムーズに変速するのには驚いた。105ではかなり苦しげな変速をする状況でも、カコンという軽やかな音を立てるだけであっけなく変速する。そして、10%付近の勾配でインナーローでダンシングというトルクマックスの状態ですらカコン! なるほどこれがULTGRAの実力かと納得した。
リア10-speedというのは初めてなので、どれもそうなのかも知れないが、インデックス調整はかなりシビアだと思う。どんなに神経質になって調整しても、どこかのギアでチェーンとギアが干渉する音が聞こえる。はじめはダウンチューブについた調整ねじで走りながらこまめに調整していたが、もうどうでもよくなった。10速とはそんなものなのだろう。
フリクションについてはよくわからない。プーリー2個ともメタルブッシュの105と比べてより軽いのかどうかもわからない。ULTGRAのBBが渋すぎるのでぜんぜんわからないのだ。
価格評価→★★★★★(105との差額に見合う価値あり) 評 価→★★★★☆(ギア鳴りが…)
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