OGK REDIMOS

購入価格 ￥21000

最近ロードで遠出をよくする様になり、これまで使っていたMTB用のヘルメットは重くてかったるいので購入。これまで使っていたのはGIRO ZEN（↓）

https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4223&forum=51

■軽さ■

ZENは310g、レジモスは220gなので重量的には大差ないはずですが、ロード用のレジモスはMTB用のZENより小振りでぎゅっと圧縮された感じ、かぶってみても明らかに「頭の上に重量物が乗ってるぞ」という感じが和らぎます。こ長距離走って草臥れてくると前傾のきついロードでは視線を遠くに維持するのがきついので、助かります。

■フィット感■

OGKは日本人に合うと言われますが、前評判の通り、僕の頭にもぴったりでした。ZENよ被った時の深さがない印象ですが、かといって不安定にもならずしっかりとした「座り」があります。上記の重量の軽さも相まって、大げさに言えば着用しているのを忘れる感じです。

■通気性■

ZENは強度への配慮からか通気穴があまり多く無く、休憩時などには「あっちぃー」といいながらすぐメットを脱ぎ捨てたい衝動にかられましたが、レジモスは20km/hから30km/hの速度域でもメットの中を風が通り抜けて行く感じがします。つまり、速度を増せば増す程頭が涼しくなる感じ。妙に物持ちが良い性格なので、旧型のMTBやら穴の少ないのばかり使ってきて、ZENにしたときもまあこんなもんだと思ってましたが、ロード用、、というか最近のメット、、というか、とにかくレジモスに限って言えばベンチレーションはかなりいいんじゃないかと思います。

■デザイン■

涼しくて軽いのに換えたいと思い、このサイトでのレビューを参照し、OGKのモストロ・METのストラディバリウス・敬愛するレビュアーGlennGould氏おすすめのGiroのアトモスあたりから選ぼうと思い近所の量販店に行きました（大概において私は欲しい時が買い時（衝動買いとも言う）の人間なので通販はあまり利用しません）。

で、なんていうのかな、マスキングされていくつかの原色が使われているメットは僕にはどうもしっくり来ないなあと感じました。単におっさんなので気恥ずかしいということもあるし、ピナレロとかジャイアントの様なグラフィカルなバイクに乗っている訳じゃないので、合わないなあというか、、複雑な思いが去来します。そんな訳で装着感にそう大差があった訳ではありませんが、ストラディバリウスとアトモスはあきらめ、手に取ったのがモストロでした。

ふふーん、被った感じは一番ぴったしだぞ、色もこのカーボンブラックやマットガンメタなら悪く無いや、、、と思案している最中、つい上の棚を目にしたらレジオスがあるではありませんか、、、！！　モストロとレジオスは店頭価格では2000円ほどしかかわらず、おそらく、重量も機能性も大差無いと多いましたが、『OGK』のロゴが小さいのでこちらに決めました。さし色にガンメタの入ったツートンは微妙に気になるところですが、ロゴが無いので即決、、、ものすごく消極的な理由でOGKのハイエンドを手にしてしまった次第です。

せっかく真っ黒で凹んだとこだけリアルカーボンという、スカートの下のレースの▲◎×▲○（自主規制）という、さりげなくエッチなデザインになっているのに、このガンメタ部分は頂けません。

購入後添付の説明書を見ると「つや消し製品の取り扱いについて」という項目があり、製品に貼付けてあるステッカー類を無理にはがすとコーティングが剥離する恐れがありますと書かれてました。おそらく、みんなOGKのロゴをはがすんじゃないかと邪推してしまいもします。レジオスに社名のロゴがごくさりげなくしか入らなくなったのも、この辺が原因だったりして、、

あああと、シ○ノのYUMEYAもそうなんですが、KABUTOというコンセプト、、というかブランディングも意味不明だと思います。

価格評価→★★★☆☆(高いと思います）
評　　　価→★★★★☆(軽さ、通気性、ホールド感いずれも気に入りました）

年　　　式→2010
カタログ重量→220g

一週間ほど使いましたので、レビュー追加します。

・ベンチレーション

ごめんなさい、入梅しましたがその晴れ間に乗ると時期も時期なので暑さパネーです。XENとの比較では確かに涼しいのですが、じゃあ、すごく涼しいかと言うと、ロード用のメットとしては一般的だと思います。

・軽さ

やっぱ、軽さは効いてきます。XENだと60km以上は無理だなあととう感じ、、、というか投げ捨てたくなりましたが、この暗い軽いと100kmくらい無問題、、というか、暑さをのぞけば装着感はいい意味で希薄です。

・かっこよさ

前のモデルはすんずまりでトゲトゲでしたが、手前味噌ながらトゲトゲ感もやや和らぎ、後ろもそれなりに長くなっててバランスいいと思います。

・デザイン

エッジのたった造形なので、はやくも何カ所か凹んできました。また、最新型なのに、シェルと発泡スチロールの隙間にすこしバリがあります。造形的にまだ熟れてないのかもしれません。私はバリをデザインナイフでちょっと削って使ってます。また、失礼ながらカブトのCIマークはかなり違和感あったので剥がしました。このシールはカーボン地（つまりつや消しではないところ）に貼ってあるので、遠慮なくバリバリ剥がせます。

総合評価としては、かっこわるくは無いし、凝った作りの割に安価だし良いものを買ったと思います。もっとも印象的ななのは軽さおよび装着感です。

価格評価→★★★☆☆(でも高い）
評　　　価→★★★☆(軽い）
＜オプション＞
年　　　式→
カタログ重量→　g(実測重量　g)

購入価格 ￥18,000円くらい

軽い。
5年近くスポーツバイクに乗ってきていておきながら、ヘルメットは初めてだけど、最初からこんなもんつかっていいんだろうか･･･。
200kmくらい乗ってみたけど、全然快適です！

と、言いたいところだけれど、流石に真夏は汗がダラダラ。
一応汗がたれ落ちないようなパッドもついているんですが、それでも気になります。
蒸れるかな、と思っていたけど、蒸れはまったくなし。
俺も上の人と同じく、黒を買ったのですが、長距離走ってると頭が熱くなってくる･･･。

OGKのマークについては、ボトルをOGKのモノを使っているので気になりませんでした。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4038&forum=80

そんな感じです。


価格評価→★★★☆☆　もう少し安ければなぁ･･･。
評　　　価→★★★★☆　期待するほどではない･･･。
＜オプション＞
年　　　式→
カタログ重量→　220g(実測重量　薄いパッドで212g)

購入価格 ￥18000

W3-Rが任期満了したため、後継として購入しました。

最初モストロを買うつもりでショップに行ったのですが、そこには新発売のレジモスなるヘルメットが。そのおかげでモストロの欲しかったカラーが無かったため、仕方なく購入。

使用感は非常に快適です。モストロほどではないけども軽量で、通気性も良い。

ただ、いろいろと注意すべき点があります。

・サイズが表記に比べてやや小さい
CBAの商品ページでも注意されていますが、モストロのMサイズぐらいの頭だとレジモスのMサイズがキツイことがあります。私もレジモスはLサイズです。

・メガネ着用時に後頭部のアジャスターがツルに干渉する
OGKのヘルメットは全体的に被りが深いですが、レジモスはそのなかでもひときわ深く、アジャスターをうまく調整しないと眼鏡のつるに当たって痛くなります。冬場は耳が隠れるキャップをかぶってしのいでいますが、夏場はどうなるか・・・

・ストラップをY字に止めている留め具が脆弱
ストラップを分岐させている留め具ですが、とても細いプラスチック製で、折れます。
しかも、OGKに問い合わせたところレジモスのストラップはストラップ端の留め具から抜けないため交換不能とのこと。
結局、ストラップを左右から挟み込む代替部品を送ってもらって（無料）対処したのですが、これがまたダサい。ただでさえ大きくてダサいのに、かぶると正面を向くのでさらにダサい。
まあ、性能には問題ないというかむしろもとの部品より滑りにくくなったのでいいんですけど。


価格評価→★★☆☆☆(高い）
評　　　価→★★★★☆(かぶり心地は良いが細部のツメが甘い）

購入価格 ￥19620

同じメーカーのGaia（XXL）の3年間の賞味期限が切れたので買い替えました。

買い替えるにあたって候補に上がったのは、LEFF、REGAS、ms-2の3種類。
海外の製品は被れない事が分かっていたので最初から候補にありません（泣）

お店で試着してみると、LEFFは被りの深さは丁度いいのに、全体的に緩くアジャスターで締める感じでイマイチ・・・。
RIGASはXXLの設定が無いので全く被れず。
ms-2はいい感じのフィット感だけど、被りが浅いのとサイズがギリギリでインナーキャップを併用できない感じで×
最後に、予算オーバーで候補にしていなかったレジモスを試着すると、被りは若干浅い感じではあるものの、他の製品と
比較すると明らかにイイ！！

通勤と休日のサイクリング程度の使用では明らかにオーバースペックではありますが、やはり身に着ける物だし
もしもの時は頭を守ってくれる物だし・・・。
と散々迷って購入しました。


使用開始して、ちょうど一月での感想です。
良い点
・Gaiaが270ｇ、REDIMOSが242ｇと約30ｇの差ですが、被った感じはそれ以上の軽さを感じます。
・通気性が格段に進化している。今の時期はインナーキャップが無いと我慢できない程寒い。
・アゴ紐のフィット感もいいですね。
・消臭機能については今の所不明ですが、加齢臭が気になるお年頃なのであった方がいいと思います。
・見るからに競技用ヘルメット！！な感じがやる気にさせます。

不満な点
・発泡スチロールの材質が落ちたのか、ちょっとした事で凹みます。
・無駄に長いアゴ紐。切る訳にもいかず、Gaiaのアゴ紐に付いていたOリングを流用してバタつきを抑えています。
・むき出しの発泡スチロール部分。Gaiaでは覆われていたのに…。
　毎回被るたびにアジャスターと接触する部分が傷になります。画像は購入直後の物。



・使い難いアジャスター。一度高さを調整すればめったに動かさないけど、あの固さと細さはどうにかして欲しい。
　画像にあるアジャスターの白っぽい部分は、動かそうと頑張った時の名残です。
・アゴ紐を保持しているプラスチックの部品は本当にもしもの時に役に立つの？
　メーカーの強度試験や、選手が使用したヘルメットを解析してこの形状なんでしょうけど、ちょっと不安な部分です。


不安を抱きつつ「レジモス　破損」でググったらある画像を見つけました。
後頭部を破損したレジモスと、アジャスターごと千切れたアゴ紐の保持部品・・・。

この部品が発泡スチロールに埋め込んであるだけだったのか、それとも帽体の中にある骨？から千切れてこうなったのか
は定かではありませんが、かなり不安になったのは事実です。そんな訳で。

・アゴ紐の取り付け方法は以前の方式に戻した方がいいと思う。

価格評価→★★☆☆☆(Gaiaの2倍は高いと思ます。）
評　　　価→★★★☆☆(コストダウンの影響が多々・・・）
＜オプション＞
年　　　式→　2011
カタログ重量→　240g(実測重量　AIネットの状態で242g)

購入価格 ￥17,000

数年前に買ったモストロを使っているので同じサイズのレジモスを買ったけど、モストロより小さくてキツくて（横幅が狭くて）正直ガッカリ。これじゃ欧米メーカーと変わらないじゃないかよ。
ワンサイズ大きくしないと入らない感じなので、OGKからの買い替えでも通販で買うのは注意。

OGKはモデルで大きさが違ったりするし、なぜか商品にはサイズ（cm）を記載しないので表記がなんかアバウトだな～思っていたけど、その通りですね。

仕上がりは高い割にあまり良くないです、スチロールが凹んだり盛り上がったりしてる所もあるので普通かなと。

価格評価→★★☆☆☆
評　　　価→★☆☆☆☆
年　　　式→2011

購入価格 ￥3,000-

とあるリサイクルショップこのなんとも高価なヘルメットが明らかに未使用状態で販売されていた。あまりにも安かったので、中身をしっかりと確認し即購入。
それまではgiroのindicatorを使用していたが扱いが粗く発泡スチロール部分にしっかり亀裂が入りつつあったためちょうどいいタイミングであった。

OGKと言えば、redimos、ms-2、regas-2あたりが上位モデルとして思いつくが、この定価で3万近くするモデルとセカンドグレードのms-2の大きな違いは「カーボンロールゲージ」とやらでヘルメット全体が若干補強されているか、だけのようである。重量公称値は同じであり、regas-2との線引きになる消臭ストラップやパッドなどの技術はms-2にも採用されているようである。

なるほど見た目はなかなかカーボン柄もあいまってかレーシーな具合である。形状自体も変なゴツゴツ感はなく後方への流線型のデザインは無難にかっこいい・・・気がする。
しかし被ってしまえばそれなりに被りが深いこのメットは立派にきのこ感を演出してくれるのはご愛嬌。
不自然に主張するkabutoマークも無用の自意識を捨てれば気にならない程度であろう。
要は個々人の好みがあるのは当然として、やたら多いカラーの中からお気に入りの一つ選べれば造形物としての所有欲を満たしてくれる製品であるとは思う。


実際に使用してみるとやはり頭部に乗っかるものが100g軽くなったわけで確かに気持ちすがすがしく走れる。まとわりつくような鬱陶しさはだいぶましになり、走りながら脱ぎたくて仕方なくなるような印象は消えた。重量だけでそのような思いに囚われていたわけでもないだろうから、通気性などの快適性も最低限は向上したと考えられる。何よりメットを被らない選択肢はない以上、この高級メットを拒否しても仕方がないというあきらめが効くのも実は大きいのでないだろうか。メットを拒否りたくなる煩悩を取り去ってくれるのはこのメットの隠れた特性かもしれない。

しかし残念なのは細部の仕上げであろうか。角張ったデザインで削れやすいというのはあるにしろ、打ちつけようもない内側などにも顕著なバリがあったりする。アジャスターは軽量化を狙ったのはわかるのだが、ベルト部分などがあまりに華奢過ぎて、下手に調整すればすぐに断裂しそうな具合である。調整一つもデリケートな作業になってしまうのでこういった使用感に大きく影響する部分で軽量化をはかる必要性があるのかは疑問である。
一方で他の方がメガネとの組み合わせが難しい、肌に触れると痛いというような評価がなされているストラップはフィット感が絶妙で締め付け感やこすれ感はないがホールド感が得られる程度で好印象である。当方サングラスとの組み合わせでも特に干渉は起こらなかった。

以上製品としては軽ければ、外見もなかなかで、おそらくメットとしての本来の機能(頭部を守る)に関しても何ら弱点のない製品なのであろうが、敢えて大きく値の下がるregas-2やms-2を超えてこれを購入するのかという理由づけのしづらさを感じてしまう、若干の洗練されてなさを感じてしまった。
裏返して言えば、特にデザインや軽さにこだわりがなければ、おそらくregas-2、ms-2がベストバイなのでは。

価格評価→★★★★★(←20000円程度なら★★）
評　　　価→★★★☆☆(←やはり”高級品”としては細部が甘いのでは）
＜オプション＞
年　　　式→2011
カタログ重量→205g(S/M)(実測重量　206g)

3シーズン使いましたので買い替えました．

最後にまとめを、、、使っていたのはLサイズです。

【良い点】

もっとも印象的なのは軽さとベンチレーションの良さでした。これは今でも変わっていません。なかなかココまでバランスの良いヘルメットな無いなあ思います。

【フィット感】

いわゆる日本人向けの幅が広めで深い被り心地のヘルメットです（キノコりづらい）。被った感じ後頭部や側頭部をカバーする感じには安心感がありました。
しかし、あごひも（ストラップ）が幾分華奢に感じられ、頻繁に長さを調整するには適さない様です．

【耐久性】

頭部を痛打する様な落車もなく3年間使いましたので、シェルには大きな損傷も当然なく、押してみてもシェルが発泡スチロール性のベースから浮いて来る様な兆しは感じません。推奨3シーズンでの交換なので交換しますが、まだ使える様な気もします。

一方銀かなにかが織り込んであるという抗菌、防臭のストラップはサイドがほつれてしまいました。例えば使った後にホースで水をかけて汗を洗い流すとか、そうしたメンテを気をつければもう少し保つのかもしれませんが、外観上の劣化がもっとも酷いのはココの部位になると思います。ストラップの調整を行う樹脂製の部品も紫外線で退色してきたので、交換時期としては頃合いなんだと思います。

普段被りっぱなしで風にさらすくらいのメンテしかしていませんが、臭ってはこない（当社比）ので、抗菌・防臭というのは効果があるのかもしれません、、、が、、、今迄ヘルメットが臭って敵わんという経験、私には無かったので、ストラップの材質、一般的なものなら良かったのになあと思いました。

パットは多少痩せて来たなと思いますが、同じく臭ってはきません。

【総　評】

簡潔に特徴を表すと、レジモスは「カラーバリエーションも豊富で軽くて涼しいヘルメット」となるかなと思います。

私は日本人体型（頭の形のことです）なので、このヘルメット大変気に入っていました。一点あげるとすると、一般的な材料と比べストラップの劣化が進み易い様に思えました。

同じのを買うのは飽きたので、次は違うのにしました．


価格評価→★★★☆☆(唯一無二ではあるが定価は高いと思います）
評　　　価→★★★☆☆(定価が高めであること　と　ストラップで-2）

年　　　式→2013
カタログ重量→???g(実測重量227g/Lサイズ)←3年使ったものを測りました．