購入価格 $115+送料 @ fairwheelbikes
今回はMTB用のDC16+17を買ってみました。
DC14との違いは前後のシャフト長、それからフロントのシャフトに用いられている材質がAl7075→Ti6Al4Vになっている点。mk-2さんのレビュー
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=7411&forum=27&post_id=14397#forumpost14397をご覧になるとシャフト長の違いがキレイに整理されてます。前後ともDC14比で5mm程長く取ってあります。DC14は軽量スキュアーのご多分に漏れずシャフトが短めになっているので、フォークによっては長さが足りない場合もあるかも知れません。すでに書いてありますが、16+17との重量差はホンの数グラムでフロントシャフトが長いチタン製になり価格はほぼ据え置きなので、ロード用途であっても16+17を買ってフォークやフレームに合わせてカットすることをお勧めします(なお、上記レビューでシャフトはM6だ、と書いてますが正しくはM5ファインピッチです。お詫びして訂正します)。
カムの台座(写真じゃ分かりにくいですが、フォークドロップアウトと接しているローゼットワッシャ状の金具)はやたらと頑丈なアルミ製でモリブデン系のドライ潤滑剤が塗られており、レバーを倒した後に更にシャフトスレッドを締め込んだり緩めたりして固定力を微調整できます。結構頻繁にホイールを脱着してますが、摩擦で潤滑剤が剥がれたり台座が変形したりすることもなく、華奢な見た目とは裏腹に頑丈にできていると思います。レバーを倒す時にドロップエンドから70°辺りの位置で抵抗を感じる固さで締め、完全に倒してからレバーを時計回りに90°位締めると、ガッチリ固定できます。ここまでしっかり固定できる軽量スキュアーは例外的でしょう。ロードで使うなら十分で、ホイールがずれたことは一度もありません。
価格評価→★★★★☆(性能考えたら高くない)
評 価→★★★★☆(軽量スキュアーとしては図抜けた固定力)
年 式→2010
カタログ重量→ 37g(実測重量 38g)