[ROAD] Cannondale CAAD9 5 2010
購入価格 US$1400くらい (定価US$1499, ここから微妙に値引いてくれた記憶がある)
今さら2010年モデルのレビューを書いても役に立つのか、という気もするが、中古市場でも出回っている名車なので、一応。
前提として、乗り手スペックは身長165cm、体重58kg。一応米国でCAT5という草レースに6回くらい出て最高順位は11位。フレームサイズは480mm。
①アルミフレームということ ・アルミの良さは、反応のよさ。中高速域からの加速は非常に気持ちよい。 一方、乗り味が固いのも確かで、ロングライドを楽しみたい人はカーボンの方がいいかもしれない。でも100kmくらいだったらアルミでも全然OK。 ・カーボンみたいに気を遣わなくていいのもポイント。レース中に1度落車・転倒したが、その後も別に気にせず乗れている。カーボンだったら廃車だったかも。 ・カーボンの方が軽いのは確かだが、レースに出るんでもなければそもそも関係ない。レースに出る人でも、ヒルクライムならともかく、平地レースなら大騒ぎするほど速度に差は出ない。どうしてもというなら、コンポやホイールの交換で大分軽くできるし。 ・唯一の難点は、アルミという素材には疲労限界がないということ。つまり、これ以下の負荷であればどれだけの回数負荷をかけても壊れない、という点が存在しないこと。これは、いずれ(といっても何百万回の負荷をかけたのち、だが)必ず壊れる、ということを意味する。よって10年乗れ、と言われても難しいかもしれない。
・ちなみに、カーボン全盛時代の今、本気でアルミバイクを作っているメーカーはCannondaleだけといっても過言ではない。アルミバイクをもし選ぶのなら、CAADを選ぶのが無難な選択。
②変えた方がいい点 部品など変えても速くはならない、というのが基本なのだが、下記2つは交換を検討してもいいかも。 ・ホイール; デフォルトでついているシマノRS10は鉄下駄。ホイールだけは軽いものに変えると効果が大きい。できればエアロスポークで。 ・ブレーキ; テクトロのブレーキは危険。本当に止まりたいときに止まれない。
ガンガン乗り倒すもよし、大事に乗るもよし、レースに出るもよし、とにかく1台目のロードバイクとしては最高だと思う。
価格評価→★★★★★ 評 価→★★★★☆
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