九州の真ん中である阿蘇山は憧れの地ですが、周囲を外輪山に囲まれ
下った後、標高1200mの中岳を目指すとても険しいコースです。
日帰りなんて無理をせず一泊ツーリングで向かってみました。
どの方面から行くにしても、まずは外輪山を越えます。
九州西部からスタートなので今回は国道57号線、道幅が狭く
大型車両が多いので後方注意はシッカリと!
本来は木陰の道で快適なんです。
阿蘇山が見えるとワケも分からず笑えて震えてきます。
カルデラの平坦地を抜けて、県道111号線を経て阿蘇山を目指します。
城壁の様な外輪山の奥に久住山が、天気に恵まれて幸運でした。
何度見てもスケールのデカイ光景だ。
明日はあそこを越える事とします。
周辺は牧場でもあるので牛馬を眺めながらジワジワ登ります。
ちなみに牛馬優先道路。口蹄疫予防で石灰を散布していました。
近くで起こっている事なのでとても心配です。とりあえず消毒。
米塚のカタチはカワイイ。ここまで来れば山頂はあと少し。
とうもろこしを道端で売っているので補給食に是非!
この地域はアチコチで湧き水が汲めるので給水が快適です。
600m程の標高差を登れば草千里へ、爽快としか言いようがない景色。
草の上で昼寝でもしたいですが、もう少し進んで火口を目指します。
中岳の噴気も少し見えてきました。
中岳の火口東展望台近くまで車両で行けます。
今までの景色と一変して面白い。底には大量の湯の花も見えます。
しかし、阿蘇山には変わらずの姿でいて欲しい…
ひとたび本気を出したなら…
風向きやガス濃度で立ち入り規制もあるそうです。
宿泊は内牧温泉の阿蘇ライダーハウスへ。
安く泊まれて見知らぬライダーさん達とゆったりできます。
温泉もたくさんあるし、量り売りの地酒屋も近くに!
阿蘇の拠点にしてアチコチ見て回るのに最高の場所です。
帰りに大観望でパニアバッグ装備したサイクリストの自転車を拝啓。
ドイツ製内装14段ハブ装備でメンテナンスフリー!
ハブダイナモでバッテリー充電、GARMIN・iphone・LEDライトに給電!
マニアックで素敵でした。
評 価→★★★★★