購入価格 ¥モニター品(実売¥3,000程度)
先ず最初にモニターとして選んで頂いた事に感謝を。
wiggleのプライベートブランドである『dhb』のアイウェア。
ちなみに普段愛用しているのがSHIMANO EQUINOXである。
・内容品
本体(ブラウンレンズ組み付け済み)
ブルーレンズ
クリアレンズ
取説類は一切無し。
レンズの取り替え方に関しても指示無し。
wiggle内でそのうち作る予定だろうが、今の所は無し。
・外観
フレームは色が濃いクリアブラウン。
遠目に見ればそれなりだが、近付くと作りの粗さが目立つ。
仕上がりも個体差はあるだろうが、正直粗いと言わざるを得ない。
フレーム上部に縮みが出来ていた。
・ノーズ
フレーム一体型。
見た目はスッキリしていて良いのだが、一般的な日本人のような低い鼻には高さが少々足りない。
ノーズパットの高さを測ったところ、最も高い所からレンズまで7mm。
手持ちのサングラスを数本図ったが、平均して9mm程度あるので、パットは低めだろう。
鼻に当たらないのは勿論だが、眼球との距離も近くなる為、睫毛の長い人は干渉して気になるだろう。
合わせて頬骨が張っている人はレンズ下部が直接触れる為汗溜りになり易い。
また、滑り止めも何も無いので、汗をかき始めるとずれ易いのが気になった。
・レンズ
nobody氏も書いているが、ブラウンに関しては濃い目だと思う。
ブルーは特に気にする程濃いとは思わなかった。
wiggleでも書かれているが、ブラウンは陽射の強い時期の昼間用、ブルーはそれ以外、クリアは夜間用と使い分けるべきだろう。
また、レンズの取り外しだが若干のコツが必要。
こんな感じで持って、親指をフレームの弦側に押しながら
フレームを上に反らすようにすると外れる。
入れる場合は概ね逆順だが、最後にフレーム下側に反らすようにすると綺麗に収まる。
うちのは特にガタ付き等は今の所無い。
・弦
弦の部分もフレーム本体と同じ素材で、後端部分にゴムの滑り止めが付いている。
効果の程は無いよりはマシという具合で、結局は重みのあるフレーム前側にずれ易い。
実際に使用してみて峠を登り降りしてみた。
・登り
やはり汗での曇りが激しい。
ノーズの部分で書いたが、頬骨部分に接触する為、汗が溜りかなり不快。
また日陰部分やトンネルではかなり暗さを感じた(ブラウン)。
・降り
レンズとの隙間が狭い為、風の巻き込みは略無し。
下ハンを握って俯き加減になるとずれてくるのは正直鬱陶しい。
全般を通して言えるのは、やはり『価格なり』という一言に尽きる。
この価格でレンズを交換出来るというのは頑張っていると思うが、その前にもう少し他の部分にお金をかけて貰った方が良いと思う。
風や塵から目を守るという最低限の効果はあるが、それ以上の期待はしない方が懸命だろう。
日本人、又は日本向けではない商品のひとつ、として捉えたいと思う。
価格評価→★★☆☆☆(頑張っていると思うが、物が物だけに…)
評 価→★☆☆☆☆(正直他の物をお勧めする)
<オプション>
年 式→2010
カタログ重量→ ?g(実測重量22.3g)