Panaracer RiBMo protex

購入価格 ￥5,616/1本

デトネイターから換装して１年が経過したので報告。
デトネイターもほぼ同じ期間通勤に使用(10K往復)したが、パンク５回ほど。
このリブモに変えてからはパンク０(ゼロ)!!
protexと言うシールドが貫通を抑制するらしい。

デトネイターはコンパウンドが柔らかくて路面に吸い付く感があった(ありすぎで漕ぎが重い＆ゴーゴーうるさい)が、リブモはタイヤの厚みはあるが漕ぎが非常に軽い!(コンパウンドの違いとタイヤ形状によるのかも)。

グリップも悪くないし、減りも少ないのでまだ使えそう。価格が倍違うがこぎの軽さとパンクのリスク(手間＆恐怖)を考えると非常におすすめ。

価格評価→★★★☆☆（安くなるとうれしい。）
評　　　価→★★★★★
カタログ重量→　440g(26x1.5)

購入価格 ￥3313 (@Wiggle)

MTBでのオンロード走行用に購入。オンロードといっても、極端に砂利が多くなければハードパックの非舗装路でもそこそこ走れます（そういう道に走りに行くのではなく、そういう道をたまたま通らざるをえないような用途という意味です）。

上の方も書かれているように、漕ぎが軽い！　
踏み出し・速度維持ともに素晴らしい。
リアはパンクしたものの、ものすごくでっかい金属片を踏んだせいだったので、このタイヤの耐パンク性能が低かったせいだとは思っていません。

あまりコーナーを攻めるような走りはしていないのでグリップについてはよくわかりません。

ビードは固めですがホイールへの着脱が苦痛という程でもなし。

パンク後、Park Toolのタイヤブートで補修したリアは大事を取って引退させたものの、その気になればあと数百キロは余裕で走れたと思います。とにかく転がりが良いのでMTB通勤される方にもぴったりではと思いました。

あとRiBMoというかわいい名前がRide Bicycle Moreから取っていることを知って感心しました。ストレートで響きもかわいくて良いと思います。

価格評価→★★★★★　国内価格なら★★★☆☆
評　　　価→★★★★★　MTBスリックは当分これに決定
カタログ重量→　26×1.50/440g

購入価格 ￥まとめて幾らだったので不明

3年ほど前、訳あって2009年モデルのGT AVALANCHE 3.0が私の手元に来ました。
その頃は自転車には何の興味もありませんでしたが、生まれて初めて自分で買った自転車がGTでしたので、「これも何かのご縁かな」、と嬉しくは感じました。朱色がかったマットレッドも格好良かったですし。

しかし、ブロックタイヤの中央部はほとんど山がなくなっており、全体的にヒビ割れも目立ちました。

安全面に不安があるため少しするとほとんど乗らなくなってしまったのですが、一年ほどして仕事を通して自転車屋さんと知り合いました。
ちょっとした仕事を頂いたので、私も気になっていたGTを持ち込んでタイヤ交換をお願いしました。

私が出した要望はスリックにしたいという事だけ、あとは分からないのでお任せにしようとしたのですが、幾つか提案して頂いた中にこのリブモがありました。


トレッドの断面が三角！？


タイヤの性能といえば、いかにして路面をわし掴みに出来るかのグリップ力とイコールだと思っていた私には衝撃的でした。

尖って接地面の少ないトレッド面でまともにグリップするのか？

「他よりちょっと高くなるけどね」

と言われたような気もしましたが、その時点ではもうリブモ以外には考えられませんでした。


しばらくして、タイヤとチューブの交換、足回りのグリスアップ、ポジションの調整が行われたGTを引き取ってきて、近所を試走した時は驚きました。これが、本当に同じ自転車なのかと。

タイヤに関してだけ言いますと、とにかく静か！
ブロックタイヤがゴーッとあからさまに存在を主張していたのに対して、リブモは少し車通りのある道だと無音で滑空していくような感じすらしました。

心配していた直進時のグリップ力も、トレッド面が程よく潰れるため全く問題ありませんでした。
しばらくは不安が拭えずに車通りのないところで散々ブレーキテストもしたのですが、直進時同様に全く問題はありませんでした。

倒しこみは少しだけクセがある気もしますが、見た目から感じるようなピーキーさはありません。
私の感覚ですが、カーブ入り口で腰を入れると初めに軽くフラッと倒れこみ、その後ピタッと安定する感じです。
ロード用スリックのオンザレールな感覚よりも、グリップで曲がるオートバイの感覚に近いと思います。

楽しいか楽しくないかでいえば、スッゴク楽しい！
私が自転車にハマったのは正にこのリブモのおかげ、というかリブモのせい。

23cとか25cスリックに比べれば、こぎ出しは当然かなり重たいです。
間違ってもガチで走るのに履くタイヤではありません。
しかし、MTB用スリックで加速云々を言うような走り方をする方もそうはいないでしょうし、走りだしてからの静かに滑っていく感覚は、全くの門外漢に自転車への興味を抱かせるに十分な魅力はありました。

私の常用速度域は低いため高速時は分かりませんが、街中で普通に乗る分には、雨天時のグリップにも今のところ何も不安は感じていません。

また、耐パンク性能は素晴らしいの一言です。
段差も砂利道もガラス片も何も気にせず走っていますが、1500km程度走って全くパンクはありません。
二度ばかりけっこうな金属片を噛んだ事もありますが、トレッド面が厚いため未だに何の問題もなく走っています。

普段使いにはかなり使えるタイヤだと思います。

価格評価→★★★★★（実売価格なら性能に対して十分安い）
評　　　価→★★★★★（リブモ楽しい）
＜オプション＞
年　　　式→
カタログ重量→　g(実測重量　g)