我が家から一番近い飛行場がここ。
より大きな地図で ホンダエアポート を表示遊覧飛行や、測量などの航空写真撮影に活躍する軽飛行機、埼玉県の防災ヘリコプター、現在世界最大の飛行船ツェッペリンNTなどが、ここをベースとしている。
荒川自転車道が飛行場構内を貫通している。北浦和起点から24km。葛西臨海公園から概ね60km。樋詰橋と太郎右衛門橋の間に位置している。下流側から見て右手に滑走路と飛行船の発着場所、左は飛行場管理施設、ハンガー、ヘリポートという構成。滑走路は河川敷にあるので、荒川が増水すると濁流の底に沈む。なので増水の危険が迫った際には滑走路周辺の施設、駐機している航空機は土手を越えてサイクリングロード左側へと避難する。水が引いて滑走路の泥が除去されるまで、ヘリの発着以外使い物にならなくなるのがたまに傷。
増水から逃れるため、管制塔も走れるようになっている。正確には管制塔ではないけど(航空管制が不要な飛行場なので)
滑走路脇にはベンチと飲料自販機。飛行機眺めながら休憩にちょうどいい。仮設トイレもあるが、休日のみ開放。
軽飛行機の代名詞、セスナ 172P。飛行機は小さいけれど、滑走路が近いのでなかなかの迫力。フライトスクールの飛行訓練もあるので、離着陸は結構頻繁にある。意外に退屈しない。
余談だが、セスナ機というのはCessna社が作った飛行機のこと。他にもパイパー、ビーチクラフト、富士重工業など軽飛行機を作っているメーカーはたくさんある。Cessna社が作ったビジネスジェット機というのもあるので、プロペラひとつの飛行機を何でもセスナ機と呼んではいけない。ついでに言うと、エレクトーンと呼んでいいのはヤマハの電子オルガンだけである。
滑走路の先、上流側にはツェッペリンNTの発着場所。背後の橋は太郎右衛門橋。機体が大きいので、コンデジでもこの迫力(紅白のポールを立てたトラックとの対比で大きさを想像してほしい)
下流側から見て左手のヘリパッドから発進直前の埼玉県の防災ヘリコプター、ユーロコプター AS365N3(JA31TM)登録記号はさいたまの語呂合わせだったりする。
ヘタな地方空港より航空機のバリエーションは豊富だし、休日は何も飛んでないのが当たり前の自衛隊基地より楽しめる。東京から往復でだいたい100km前後とツーリングの目的地としても最適。ツェッペリンNTの発着と防災ヘリコプターが見られるかは運次第。両方見られたら多分今日の運勢を使い果たしていると思うので、帰りは慎重に安全運転で…。
評 価→★★★★★(たまにはのんびりプロペラ機を眺めるのも、いいものだ)