購入価格¥300未満
デュラグリスの購入以前、ヘッドパーツに入れていたのがこれ。多すぎず少なすぎずの量で、かつ安価なのがホムセンクオリティ。
固着防止をねらって、ねじ山へ塗るのには文句ない。においも少なく、チューブから直にニュルっと出せば手も汚れない。
一方ヘッドパーツはというと、1年ほど使っても異状は感じられなかった。歯の間にものがはさまるように、リテーナーのベアリングにグリスがつまる。メンテナンスの時は面倒だが、雨で流れ落ちるよりよっぽどマシである。つまり、グリスの持ちは良く、粘度は固めだ。
ケミカルの評価は難しく、デュラグリスですら(だからこそ?)賛否両論である。ホワイトグリースを主観的にみると、ねじ山には使うが、ベアリング類にはやめておく、というのが私の感想。
たとえば、シマノのフリーにホワイトグリースをつっこんでいて、何かの拍子に故障したとする。カスタマーサポートから「お使いのケミカルは何ですか?」と訊かれ、「デュラです」と言うか「AZです」と答えるかではフラグの立ちかたは違ってくるはずだ。
もっとも、そんなユーザーがサポートに連絡をとるかといえば、どうだろう。また、有名どころのフィニッシュラインやレスポでも、他社は他社。ましてやコンポーネントとケミカルのブランドを合わせるのは難しい。こればかりは経験と信仰心がものをいう。
価格評価→★★★★★ホムセン最強伝説
評 価→★★★☆☆使いどころによる
カタログ重量→100g(内容量)