購入価格 ¥23000(フレーム、フォーク、ヘッドパーツ込 税別) @PAXCYCLE
【使用環境】
6500アルテ+6600アルテ+7800デュラ。自宅にあったものを再利用。
ワイヤー類はJagwireを使用。
【動機】
冬の練習用に、安くて丈夫なアルミフレーム…と探していて出会ったのがこれ。
http://www.trisports.jp/こちらの気候だと突然の雪や凍結路の塩カルやらがあり機材が傷む事を避けたかったので。
近所にあるショップ(PAXCYCLE)が価格調査したら最安値だったので、直接買い付け。
PAXCYCLE
http://www.paxcycle.com/※フェイスカットやタップ切りは別料金です。
※組み付けは自宅で行いました。
【導入】
XXLサイズ(トップ水平換算565mm。当方身長182cm)、完成車重量8kg台か?色は白。
このフレームにはTNI社のデカールが付属されています。
が、デザインがどうもしっくりこなくって。
なので、ステッカーレスで納品してもらって、後から何か貼ろうかな?と
あれこれ悩んでいる時布団の中でふと思いついて…夜なべしました。
マット黒の屋外用カッティングシートをハサミでカット。
貼る際はフレームに特製エマルジョン(という名の薄めた中性洗剤液)を
霧吹きでヒタヒタにした後位置を決めつつペタリ。
ゴムへらで扱き水分と気泡を抜き、乾燥させました。
模様はバランスを見て散りばめ、シートチューブ他は貼らずに白を目立たせました。
さらに、所々にグリーンのシートで牧草を表現。
…あれ、ASSOSのジャージっぽい。
走っていると、子どもからお年寄りまで、あちこちで声を掛けられます。
また、イベント会場で「どこのフレーム?」とか「塗装はどうやって??」とかよく聞かれます。
質問に答えると、TNIのあの激安フレームだと知って皆さん驚かれます。
ASSOSのジャージを着て、これに乗って牧場へ行き、牛さんと記念撮影をしてきました(笑)
【乗ってみて】
フレーム自体の外見は、溶接ビート痕がはっきりと見えています。
このビート痕で剛性を稼いでいると思えば納得です。かえって無骨で好みかも。
塗装はこれといって斑もなく綺麗です。
スローピングとのことですが、サイズが大きいせいかホリゾンタルに見えてしまいます。
フレームのアルミが何番だとかフォークのカーボンか何kだとか
そんな蘊蓄はメーカーカタログや他のインプレで語られているので省略。
直進安定性、下りやブレーキ時のフォーク剛性、癖もなくいたって普通で十分です。
巷では「堅い」「貧脚お断り」のようなインプレが多いですが
アルミならではの「トルクでモリモリ進む」反応は乗っていて楽しくなってしまいます。
乗り心地はホイールやタイヤで変わる印象で、現在EA70XとV社のEVO2ですが良好です。
以前乗っていたEURUS+アルトレモでは突き上げが強かったです。
ただし、脚が無くなるとパッタリ踏めなくなる辺りは、やはりフレーム自体が堅いのかと思います。
距離が長くなるとこの傾向は顕著で、150km超あたりからシンドクなることがあります。
登りが苦手かというとそうでもなく、所有しているMADONEとの比較ですが重量と走行距離による
疲労の差から来るものと感じています。
この反応の良さを生かして、クリテリウムあたりを走ったら面白そうです。
※あえてこの激安フレームで走り、超高級バイクを蹴散らしてみたい(笑)
価格評価→★★★★★(安いが、真面目なフレームです)
評 価→★★★★☆(悪くない、むしろ良い。踏めば進む。若干重い)