購入価格 ¥1,995
スピードプレイのビンディングペダル『ゼロ/ZERO』又は『ライトアクション/LIGHT ACTION』を、フラットペダルに変身させることが出来る。
普通はサードパーティから出そうな物だが、本家が当たり前の様に販売している、意外と便利な隙間商品。
ZERO用とLIGHT ACTION用があるため、購入の際には注意されたし。
「スニーカーでも乗れるペダルに変身。
レース会場内の移動や近距離移動を用途に開発されたプラットフォーマー。
気楽に自転車に乗れます。」
と、オフィシャルサイトにはあるが、実はコイツのメリットは、タイヤやパーツの交換、ワイヤー調整等、ちょっとしたメンテナンス後の試乗時にある。
わざわざビンディングシューズに履き替えて、わざわざキャッチして走る必要がなく、普段使いの靴やつっかけのままで乗ることが可能になるのだ。
いやもちろん、裸のまま(ペダルが、ですよ)乗ることも不可能ではないが、やはりそのままでは漕ぎ難い(面積が狭いので踏み難い)のも事実。
そこでコイツを装着すれば、あっと言う間にフラットペダル、余計な手間を費やさなくて済むようになる。
上下に分割されたプラッチック(関西風)製の部品でペダルを挟み込み、針金を差し込んで固定するだけの、実にお手軽な仕様。
慣れれば、片側10秒もかからないだろう(ただし、針金がやや硬いので、外す場合はちょっと手間取る)。
しかし、滑り止めの凹凸はあるもの、表面は「トゥルットゥル」なので、履物によっては裸のまま(くどいけどペダルが、ですよ)の方が滑り難いかもしれない。
そしてコイツには、致命的?な欠点がある。
それは、見た目が非常に安っぽい、という点だ。
町の自転車屋さんで、只で貰えそうなママチャリ用ペダルよりも安っぽく見える。
フルカーボンモノコックフレームのバイクにインストールした日には、ワンランク下のモデルに見えてしまうこと間違いなし。
また、『プラスチック製の為長距離や毎日の御使用の場合、破損する恐れも御座います。 用途以外での破損の場合は保証しかねますので、予めご了承ください。』とあるので、常用は控えることをお勧めする。
ま、ホントにちょっと乗るためだけに装着する代物ってことですな。
価格評価→★★☆☆☆ (この半値ぐらいが相場じゃないかな?)
評 価→★★★☆☆ (スピードプレイのペダルは意外と汚れやすいから、カバー代わりに……?)