Crank Brothers Egg Beater SL Pedals
上記レビューから一年が経とうとしている。 グラベルやダートのエリアに飛び込み、歩きも多いと想定したライドの日に、タイムペダルから出戻ってみた。シューズとクリートはそのまま、サドル高も以前の設定を再現できるよう残してあったので、大変スムーズな出戻りであった。
走り出してまず感じたことは、やはりペダルの脱着に一切のストレスがないこと。 体が覚えているということも大きいと思うが、右ペダルをはめて漕ぎ出して、左ペダルを踏みポイントに置いてやるだけでエンゲージしている、そんな感じ。クリートがいい加減摩耗していたこともあって、エンゲージした!という足裏感覚すらないくらいにスムーズ。外すときはさすがに、プチッとかヌルッとかいう感覚があるものの、「外すぞ」と言う意識をほとんど持たずにいられる、あらためてこのスムーズさには感動した。
次に感じたのは、やはり足先が重い!ということ。 もっとも、これはシューズに起因する問題であってペダル自体の欠点ではない。ロードシューズ並の超軽量XCシューズとか、ロードシューズ用アダプタなど使ってみると、ペダルの軽さを実感できるのかもしれないと思った。
件のライドは、案の定結構ラフな環境で、バランスくずしてとっさに足をつく状況や、漕ぎ出しの瞬間から気の抜けない状況になるようなシチュエーションも多数。もちろん押しや若干の担ぎもあった。シクロクロスの原点ってこんな感じと思わせる状況(21mmとか23mmとかのロードタイヤで突っ込むバカひとりw)。 ああ、クランクブラザースのペダルの本来の立ち位置ってこんなところなんだなと実感したライドでした。 シクロクロスはもちろん、いま売り出し中のグラベルロードなんかにも適していると思いました。ていうか、グラベルロード欲しくなりました。
価格評価→★★★☆☆(変わらず) 評 価→★★★★☆(ホームグランド?で活躍できてエッグビーターさんも喜びのご様子w)
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