購入価格 ¥2,079
「ペタル」の王者、三ヶ島が作った剛性感に溢れるスチール製の皮付きハーフクリップ。
カタイのである。へにゃへにゃじゃないのである。
で、ありながら、鉄である故、靴の滑りが良いのである。
そして皮が巻かれている為、靴先への攻撃性も低いのである。
プラ製のトークリップは、柔らかすぎる時がある。
普通のトークリップだと、それでもバンドと対で、バンドで締めれば済む話である。
ハーフクリップの場合、それではいけないので、硬くする。
その場合のプラスチックの摩擦は実はバカにならない。
靴をかなり傷めるのだ。
しかも、プラ製の場合、ホールドの為に、少し浅めに作られており、そこに靴を突っ込むような形になる。
これが又靴を傷める。
自分が、以前ジテツーで、メレルのモックの二足目(現在三足目)を傷めた原因である。
誰が忘れるものか(怨み骨髄www)
その点、このハーフクリップ、「ディープ」と言うだけあって深め。
靴サイズ27cmの自分が、メレルのモックやNIKEのエアマックスなんぞを、(割と)安心して突っ込める。
自分は、Esprit-Ezy Superiorを、トークリップ用とは別にハーフクリップ用として、もう1セット用意した。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4814&forum=44#forumpost7690■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
よく言われる「ちょっとした引き足効果」と言うヤツだが、自分はそんなものは無いと思っている。
無論、「完全に」無いとは言わないが、「効果」などと言えるほどのものは、ハーフクリップ全般に無い。
(トークリップなら効果ありと言えるが)
ハーフクリップの最大の利点は、
「ハーフクリップに足を突っ込めば、常に足を同じ位置に置くことが出来る」
と言う事だと思っている。
つまり、ちゃんとセッティングをしておけば、常に「正しい拇指球位置」を、「気楽なフラットペダル」で、
「ラフな操作」によってキープ出来る、と言うわけだ。
これは、意外と街乗りでは重要で、少なくともGO-STOPが多い街中では、ビンディングやクリップレスペダルに、
クリートを嵌めるよりも、間違いなくSTARTで速くハーフクリップに足を突っ込むことが出来、
正しい足位置で回し始めることが出来る。。
無論、距離が長引けば、ビンディングやクリップレスに効率と言う点で負けるが、
それらの効率が発揮されないうちに、次の信号が点灯したりするわけである。
お江戸日本橋辺りを走っているメッセンジャーに、ハーフクリップが多いのはそういうわけだ。
もちろん、ハーフクリップの「良さ」を発揮する為には、スペーサー(ワッシャー等)を駆使して、
ハーフクリップ位置を調整しないといけないし、厳密には靴を替えると、微妙に位置が変わるわけだが、
まぁ、ハーフクリップの場合、そんなに厳密じゃなくても良かろうかと・・・
なお、前述したが、自分の靴サイズは27cm、使用ペダルは三ヶ島Esprit-Ezy Superior、
付属のスペーサーを入れて装着して、拇指球とシャフトがジャストフィットである。
価格評価→★★★★★ 個人的には「鉄」なのにこんな安い値段で!、と思うわけだ(ダメな人w)
評 価→★★★★☆ 少なくともプラ製より遥かに上。耐久性不明(サビとか)につき1つ減らしとく。