ROTOR Q-RINGS

購入価格 ￥定価で

最近の黒いモデルを使ってます。
まずはお試しで42Tのインナーだけ購入して1年以上使用してました。

その後、アウターインナー共に交換し53/39に。
さらにノーマルを踏む脚は自分にはないと結論して50/36のコンパクトに交換しました。

まず、黒モデルのこれは前のレビュー者が書いている歯が歪むとかピンが抜け落ちるなどの不具合はないです。

絶妙な楕円率で使っていても極自然に使えてしまう為、効果を疑う方もいるようですが、逆に言えば癖がなく効果があるということ。回転数は5～10上がっていると思います。時々真円のリングに乗ると違いを実感します。

変速もしっかりしており、真円と比べて劣っているところはないと感じているので、上記のようにもう真円のリングを買う気ないです。

OCPですべてのポジションを試しましたがダンシングに特化するなら４か５になりますが、総合的には結局3の位置に落ち着きました。

あと１の位置でチェーンが延びてくるとインナーｘローとした時にチェーンテンションが低くなりすぎて踏みこむとトルクに耐えられずにチェーン落ちしまくりました。但し、チェーンの延びが主な原因なので新品交換後は問題なし。


欠点は値段が高いこと。

価格評価→★★
評　　　価→★★★★

購入価格 約￥16,000 （132.5ポンド）

他にも安いサイトはあったけれどもすぐに欲しかったので納期を優先して velotechservice にて購入。
http://www.velotechservices.co.uk/index.asp

■使用環境
ROTOR Q-RINGS 50/36 (110BCD)
クランク：ROTOR 3D CRANK
コンポ　：Dura-Ace Di2

■変速性能
取り付け前にショップ店員さんに「恐らく変速性能は落ちます」と言われていたのである程度覚悟していたが、
実際に使用してみて変速が悪くなったと感じることは全くない。

■性能・使用感
最初の20km程度は若干違和感を感じたけれど、慣れてしまうと楕円であることを忘れてしまう程に回し易い。
他に持っているバイクで真円チェーンリングを使うと、力が抜けているような感触がして物足りなさすら感じる。

自分は元々高ケイデンスなので他の方が言われているようにケイデンスが上がったとは感じないけれど、
ダンシングをする際に力が逃げずに有効に力を使えている感触がする。

■耐久性
まだ1000kmぐらいしか走っていないので不明です。
問題があればまたレポートします。

価格評価→★★★★☆　
　既存から交換だと高いかもしれないけれど、初期に買うなら悪くない価格
評　　　価→★★★★☆
　私は文句の付けようがないぐらい気に入ったけれど、実際にはプラシーボ効果が大きいかと

購入価格 三枚で£200くらい

50T, 36T, 34Tを所有。
最初50/34の組み合わせで使っていましたが、34TがカンパFDと干渉してトップ側四枚程度がシャリシャリ鳴るので36Tに替えました。

使用ポジションは#3。自分は鈍感なのか楕円チェーンリングで何かいつもと違う感じはしませんでした（ナ、ナンダッテー！！）。が、ライドの後に前膝が少し痛むことが多くなりました。このリングを使うまでは前膝の痛みとは無縁だったのでQ-Ringsに原因があるのはほぼ間違いないと思います。実際には2T分ほど重いギアを回すことになっているらしいので、いつもと同じギア比のつもりで乗っていると知らぬうちに高負荷で回しているのだと思います。その意味でも、36Tではなく34Tのほうが自分にとっては良かったと思います。シャリシャリ音を我慢して34Tに戻そうかなとも思っています。

慣れないうちは、物足りない感じがしてもリアを一段軽めにして乗ったほうがいいのかなと思いました。

カンパFDとの組み合わせで変速性能の低下は感じませんが、カンパのチェーンリングに比べてチェーン落ちがたまに発生します。ただ、頻度は許容できるレベルです。モノは悪くないと思います。フィキシングボルトはロックタイト222の仕様が推奨されていたのでそれを使っています。222でもかなりタイトに嵌合されるのでヘンな軋みも起こりづらいでしょう。

価格評価→★★★★☆　
評　　　価→★★★★☆

購入価格 €125(1セット)

53-39(PCD130),50-34(PCD110)を合計2000kmほど使用

まずは効果についてですが、これを使ったから速くなったということははっきりとは言えません。
しかし、気持良くこげるということは言えます。
真円では上死点でもペダルに力を入れることを意識しないといけなかったのですが、
非真円のQ-Ringsでは踏むところだけ力を入れれば回ってくれます。
また、ペダリングのタイミングが合えばですが、上りでダンシング時に勝手にクランクが回ってくれるような楽なペダリングができることがあります。

変速性能ですがディレイラーが79Duraや67Ultegraで問題なく使えました（調整は真円と比べ少しシビアになりますが）
チェーンリング裏にはピンが設置されていたりチェーンの通り道が切削して作られているなど変速性能への配慮が伺えます。
ただ、真円と比べてフロントディレイラーで無理やり変速させる感じになるようでディレイラーの寿命は短くなりそうです。


さて、Rotorの非真円はOCPにより重くなる箇所と軽くなる箇所の調整が可能ですが、自分はアウターは#3、インナーは#1か#-1(刻印はありませんが#1から更にずらした位置という意味です)で落ち着きました。上りで使うインナーは重くなるタイミングが早いほうが自分には合うようです。

重量は実測で
53t(PCD130)が115g
39t(PCD130)が40g
50t,OCP3(PCD110)が94g
34t(PCD110)が33g
でした。

価格評価→★★★☆☆
評　　　価→★★★★☆（気持ちいいですが、速くなったかは？）

購入価格 £132.50




「Q-Ringsはもはや真円」


■環境
ROTOR Q-RINGS 52/39 (BCD130)
ROTOR 3DF CRANK
Campagnolo Chorus 11s Ergopower & Shimano FD-9000

■変速性能
おそらく変速性能は落ちているのだろうが、
見ての通りの組み合わせなので。。。
とりあえず内外ともにチェーンの脱落は起きていません。


■性能・使用感
力の入れづらい場所でスッと力が抜ける感じ。
引き足がすぐ終わるので、ケイデンスが上がりました。


当初若干の違和感を感じたものの、人間とは慣れる生き物なので、
気付いたら楕円ということをすっかり忘れてしまうほどでした。

もはや真円と言っても過言ではない。


まだ500km程度しか走っていないので耐久性不明ですが、
剛性不足は感じません。


価格評価→★★★★☆ 高くもなく、安くもなく
評　　　価→★★★★☆ ケイデンスは上がります。

購入価格 ￥忘れた　16000円位？　bike24で購入
cervelo R3
シフター、FDはultegra sl 6600G　
クランクはsram red pcd110 で使用 500km以上は走行したかな

初めは違和感がありましたが、今はこれしか考えられません。
平地では鈍い自分には劇的な効果というほどは感じませんでしたが、平地ではなく坂道では効果がよくわかります。１２時付近で重くて廻らなくなる事がある急傾斜でも（もちろんキツイですが）廻すことができます、これは良い。
真円ではなく他の楕円も使ってみたいと思えます。

しかし、その反面フロント変速はやはり落ちます。シマノの適当にやってもニュ、ニュと変速できる仕様からすると最初はかなりガチャガチャと入っていました。何度もやり直してやっと納得いく変速が得られましたが、やはりプロ並みの腕か根気が必要でしょう。まあそこまでフロント変速を頻繁にする事はないので気にしない人には関係ないかな。

過去にスマニョーロとはいえスラムとカンパを使用したことがあり、結果的に完全シマノ党になり１１速電動化に憧れていますが、そのときFCはどうするのか？と言われた時に悩むでしょうね　RIDEAという選択肢もあるかもしれませんがｗ

価格評価→★★★★☆(趣味なので高いとは思いませんが、ママチャリ２台分とは…）
評　　　価→★★★★★(良い買い物しました）
＜オプション＞
年　　　式→2012
カタログ重量→　g(実測重量　g)

購入価格 ￥9800～（もう覚えてない

歴史的な円高と重なって一世を風靡したQ-Rings。

細かい調整もできて疲労も減らせて巡航速度もケイデンスも上がる、そんな夢のリング。
確かに平地での巡航速度は上がりましたが、登坂では逆に落ちまくる修羅のリング。（←私の場合）
腰が痛くなる謎のリング。（←私の場合）
妙にかっこよいけどクランクによっては付かないことがあるリング。

しかしこの製品、2014年あたりから急に見なくなりました。
類似品が多数出るも売れていないと思います。ビッグウェーブに乗るのが遅すぎたから。
ロード人口がやたら多い東京ですら、もう楕円を全く見かけないですね。

なぜ見なくなったかといえば、ぶっちゃけ「慣れてしまえば不要」だからではないでしょうか。
変速性能の悪さが目立ってストレスがものすごく溜まってきます。
付けた最初はなんだこれは！？っていう不思議な感覚に驚き、やれ機材ドーピングだの楕円最高などと
唾飛ばしながら語れるのですが、1万kmも走ったらもう変わらない。

肝心な点として、登坂を中心にタイムが伸び悩むという点があります。
試しに真円に戻すと急にタイムが向上したりって人は非常に多いようで、私もそうでした。
パワーメーターで計測すると如実にパワーが出ていないんですよね。
効率がいいから下がっているのではなく、単純に出てないんです。不思議。
登坂に関しては空気抵抗と走行抵抗は影響度が少ないため、物理法則に従ってパワー（＝仕事量）が
出ていないものはどうやったってタイムが伸びないのです。

ただ無駄なものかと言えば絶対にそんなことはありません。皆一度は通っていくべき機材だと思います。
これがあったからこそ良いペダリングを手に入れることが出来る（た）から。
私の場合は楕円でペダリングを矯正しても次第に乱れてくるので、2年おきくらいのペースで入れてます。
年をまたいで使っていると楕円の良さも見えてきます。
個人的には楕円率があと3%高くても良いのではと思っています。QXLは楕円率が高すぎてインナーの
楕円率が追いつかないから3%でいいです。

価格評価→★★★☆☆高い
評　　　価→★★★★☆楕円率があと3%高くて変速性能が良ければもう少し定着してたと思う